「タイニーハウスってどんな家なんだろう?価格や間取り、後悔するのかについても知りたい!」
アメリカが発祥と言われている『タイニーハウス』はコンパクトな家として、ミニマムに暮らしたい人などに注目を浴びています。
興味があるものの、そもそもタイニーハウスとはどんな家なのか、購入して後悔しないかなど気になることも多いはずです。
- タイニーハウスとはどんな家か?
- タイニーハウスの価格や間取りは?
- タイニーハウスを購入したら後悔すると言われているのは本当か?
などについて知りたいところですね。
ぜひ最後まで読んでみてください!
その前に、家づくりで後悔しないために一番大切なことがあります。
何か分かりますか?
それは、住宅情報を集める前に、住宅展示場やイベントに行かないことです。
軽い気持ちで住宅展示場へ行くと、営業マンの勢いに流されて契約してしまうことがあるからです。
住宅展示場へ行って、素晴らしい住宅を見ていると気持ちも高揚してきて、
冷静な判断ができなくなります。
そうならないためには、事前準備が大切です。
まずは、自分の条件にあった住宅メーカーのカタログを取り寄せて、住宅の基本的な知識を身に付けて、
ある程度の方向性を決めることです。
最近は、住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログサイト」が増えてきています。
その中でも、大手が運営するおすすめサイトは以下の3つです。
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・ローコスト、平屋などのテーマ別で資料がお取り寄せできる。ローコスト住宅に強いため、
ローコスト住宅を検討している人にもおすすめ。
・家作りの情報やスケジュールを管理できる「家づくりノート」がもらえる
おすすめ② HOME4U家づくりのとびら
・大手企業のNTTデータグループが運営しているため、安心感がある
・専門コーディネーターがニーズをヒアリングして、
オリジナルプラン作成依頼をサポートします。
おすすめ③ タウンライフ家づくり
・地元の工務店から大手ハウスメーカーまで、取扱メーカー数は1,000社以上
・間取りプランや土地探し、資金計画などオリジナルの
家づくり計画書を作成してくれる
この3サイトは、大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく、安心して資料請求をすることができます。
悪質な住宅メーカーもあるので、まずは大手企業が運営するサイトがおすすめです。
大手企業が運営しているので無理な営業もなく気軽に利用できるサービスです。
ローコスト住宅をメインで考えている方は ⇒ LIFULL HOME’S
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間取りプランにこだわりたい方は ⇒ タウンライフ家づくり
絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけず、多くの会社から資料を取り寄せて資料を見比べて
検討することをおすすめします。
工務店、ハウスメーカーごとの強みや特徴を見比べて、複数の会社で価格競争させることで、
同じような品質の家でも数百万円の価格差がでることもあります。
家は大きな買い物なので、後悔しないように1社でも多くのカタログを取り寄せることをおすすめします。
というわけで今回は『タイニーハウスとはどんな家か?』を中心にお話ししていきます。
また、タイニーハウスの価格や間取り、購入したら後悔するのかについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
・タイニーハウスとは、『25平米以下の小さな家』で、2000年頃にアメリカで話題になった。
・間取りは各メーカーで様々だが、セカンドハウスや書斎として利用する人も増えてきた。
・確かに、後悔したという口コミも見受けられるため、購入前に宿泊体験をしてみることが大切。
・さらに、家づくりで失敗したくない方は、無料の住宅カタログで情報収集をするのがおすすめ。
・『LIFULL HOME’S』なら多くの人が利用、写真や間取り付きで理想のイメージができる。
■こんな人におすすめ
- 世帯年収300万円〜700万円の方
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タイニーハウスとは?海外のもの?
そもそもタイニーハウスとはいったいどんな家なのか、海外のものなのかが気になるところですよね。
というわけでここでは 『タイニーハウスとは何か?』を中心にお話ししていきます。
タイニーハウスとはそもそもどんな家なのか、次のポイントを詳しくチェックしていきましょう!
- タイニーハウスとは25平米以下の小さな家のこと
- タイニーハウスの発祥とアメリカでの普及の歴史
- 日本でタイニーハウスが注目されたのは東日本大震災
タイニーハウスとは25平米以下の小さな家のこと
タイニーハウスは「tinyhouse」と表記し、『tiny(ちっちゃな、とても小さい)』、『house(家)』という意味を持ちます。
その言葉が表す通り、タイニーハウスとは「コンパクトで小さな家」の総称です。
その広さは25平米以下で、中には10平米ほどの家もあるほど。
小さいながらコンパクトなキッチンやシャワールームを備えているスモールハウスもあります。
こういったことから、タイニーハウスはかなりコンパクトな家であることがわかりますね。
家の大きさから考えて、居住にはひとりかふたりが精一杯です。
ふたりでも、それぞれが個室を持つことは難しい家もあるかもしれません。
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タイニーハウスの発祥とアメリカでの普及の歴史
タイニーハウスは1999年から2000年頃のアメリカでが注目されはじめました。
それまでアメリカは大きな家が幸せの象徴とされていました。
たしかにアメリカの家といえば、広いリビングにキッチン、たくさんの個室がある印象ではないでしょうか。
ですが、一部で「本当に大きな家が必要なのか?」「大きな家に住むことが幸せなのか?」という考えが生まれはじめたんですね。
それと同時にハリケーンによる自然災害が生じ、大きく立派な家が一瞬のうちに壊れてしまいました。
さらに、アメリカの住宅バブル崩壊であるサブプライムショックなど、家について考える契機になる出来事が続きます。
それにより、物を持ち過ぎずシンプルに暮らすという考えが徐々に浸透しはじめていったのです。
日本でタイニーハウスが注目されたのは東日本大震災
一方、日本でタイニーハウスが注目されるようになった理由の一つに東日本大震災があります。
なぜなら、地震による被害を目の当たりにし、豊かさに対する考えを見直す人が増えたからです。
地震や津波によって崩壊した家を見て「ローンを組んでまで高い家を買う必要があるのか?」など疑問を持つきっかけになりました。
また、大災害を目の当たりにして「物をたくさん持つのは幸せなのか?」と考えるきっかけになった人もいるでしょう。
そういう背景を経て、タイニーハウスはミニマルな暮らしを実現するひとつの形として日本にも普及しはじめているのです。
考えてみれば国土の狭い日本には、タイニーハウスは合っているかもしれませんね。
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タイニーハウスの種類は?可動式のものもある?
タイニーハウスには次のようにいくつかの種類があります。
- スモールハウス
- コンテナハウス
- プレハブ住宅
- ドームハウス
- トレーラーハウス
このようにバリエーションがあり、中には可動式の家もあります。
というわけでここでは『タイニーハウスの種類』について、それぞれどんな家なのか見ていきましょう!
スモールハウス
スモールハウスは、タイニーハウスの『ミニマルな暮らしを実現する』という考えを最も体現している家です。
日本のハウスメーカーでも、すでにシリーズ化されたスモールハウスもあるほど。
中でも有名なのが、後述する『無印良品の小屋』です。
ネームバリューのある無印良品が手掛けたことにより、タイニーハウスが注目される要因にもなりました。
コンテナハウス
コンテナハウスは、コンテナを用いたタイニーハウスのことを言います。
海外では市場に流通しているコンテナをリフォームして住宅に使うケースも多く、独特な風合いが魅力です。
加えて建築用のコンテナの再利用であれば、100万円未満で購入できる点も魅力でしょう。
ですが、地震の多い日本には建築基準があるため、市場に流通しているコンテナは住宅用の基準を満たさないものがほとんどです。
そのため、日本では住宅用に専用のコンテナを用意し、コンテナハウスとして販売しています。
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プレハブ住宅
タイニーハウスは、プレハブ住宅でも建てることが可能です。
プレハブ住宅は可能な限り工場で生産から組み立てまでを行うため、現地での建築作業が短いのが特徴でありメリットといえるでしょう。
タイニーハウスと呼べるような小さなプレハブ住宅であれば、現地の作業が1日で終わることもあります。
また、コンパクトなサイズであれば状況次第で、設置後に移設できるのも魅力でしょう。
プレハブ住宅と言うと質素なイメージがありますが、最近は外観に凝ったおしゃれな家もあります。
ドームハウス
ドームハウスは、建物の屋根にあたる部分が円を描くようなデザインをしています。
ドームハウスは、形状にも合っていることから発泡ポリスチレンを用いられるのが一般的です。
そのため非常に軽く、断熱性と防火性にも優れているのがメリットでしょう。
ドームハウスは設置が比較的簡単な場合が多く、メーカーによっては1日程度で完成する商品もあります。
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トレーラーハウス
車でけん引できる可動式のタイニーハウスを、トレーラーハウスと言います。
日本では、トレーラーハウスは法律上、車両扱いになることが多く固定資産税がかかりません。
また、トレーラーハウスは、住宅建築に必要な基礎工事などが不要というメリットもあります。
こういったことから、トレーラーハウスは維持費や建築費用が安く済むタイニーハウスと言えるでしょう。
ちなみに、タイニーハウスの中で最も歴史が古いのがこのトレーラーハウスです。
タイニーハウスの価格や間取りは?販売されている商品から紹介
タイニーハウスの価格や間取りはどれくらいなのか、次の日本で販売されている商品から見ていきましょう。
- 無印良品の小屋
- INSPIRATION(インスピレーショ)
- amagear TINY HOUSE
- IMAGO(イマーゴ)
- 住箱(ジュウバコ)
- 8坪TINY HOUSE
それぞれのタイニーハウスの特徴についてもご紹介していきますので、参考にしてみてください!
無印良品の小屋
無印良品の小屋は施工費込で300万円程度で、間取りは屋内が約9.1m²、縁側が3.1m²となっています。
外壁は焼杉をはじめ国産の素材を使用していて、オプションで断熱仕様や防犯仕様にすることも可能です。
また、電源や給排気口、網戸などもオプションで取り付けられます。
特徴は、縁側があり開口部が広くなっているため、自然と一体化したような感覚を味わえること。
なお、無印良品の小屋は、群馬県嬬恋村にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で宿泊体験ができます!
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INSPIRATION(インスピレーション)
INSPIRATIONは多くのタイニーハウスを販売しているyadokariが作った商品で、300万円から購入できます。
間取りは夫婦2人と子ども1人が住むことを想定して作られており、トイレ・シャワー・キッチンも完備されているのが特徴です。
トイレやシャワーがないタイニーハウスもある中、INSPIRATIONは生活しやすい設備が整っています。
開口部にバルコニーやウッドデッキも設置できるため、開放的な空間を作ることも可能です!
amagear TINY HOUSE
amagear TINY HOUSEは、静岡県に拠点がある天城カントリー工房から販売されているシリーズです。
天城カントリー工房はログハウスメーカーのため、木材へのこだわりが感じられるタイニーハウスとなっています。
価格は200万円台〜800万円台と幅広く、商品ラインナップも平屋やロフトタイプなどバリエーションが豊富です。
また、トレーラーハウスも扱っているのが特徴と言えるでしょう。
このように、amagear TINY HOUSEは予算や用途に応じて選べるのも魅力です。
なお、amagear TINY HOUSEは静岡県を中心に宿泊施設を設けているため、購入前に住み心地が体験できます。
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IMAGO(イマーゴ)
IMAGOは、ログハウスなど自然派の個性住宅を扱うハウスメーカー「BESS」から販売されている商品です。
セルフビルドを前提としたキット販売となっており、105万円から購入できます。
IMAGOはログハウス風のタイニーハウスのため、木を積み重ねていくだけなのでセルフビルドでも建てやすいのが特徴です。
ただし、断熱材などは入っておらず居住には不向きのため、セカンドハウスとして考えたほうがいいでしょう。
トイレ・シャワー・エアコンなどは設置可能なので、趣味を楽しんだり、友達と集まったりといった用途が現実的です。
また、IMAGOはセルフビルドのため、他のメーカーが扱うタイニーハウスより安く購入できる点が魅力でもあります!
住箱(ジュウバコ)
住箱は、アウトドアブランドのsnow peakが販売しているトレーラー付きのタイニーハウスです。
トレーラー付きのため移動が可能となっていて、400万円から購入できます。
軽さと強さを重視しているため、あえて合板が用いられておりデザインはシンプルそのもの。
オプションでベッド床板、ロールスクリーン、照明などが取り付けられます。
なお、住箱は神奈川県横須賀市にある京急観音崎ホテルで宿泊体験が可能です!
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8坪TINY HOUSE
8坪TINY HOUSEは、デザイン性の高い住宅を扱うBeハウスが手掛けたタイニーハウスです。
コンセプトは『日常を贅沢に楽しむ小さな家づくり』で、4坪165万円と12坪660万円の2つのプランが用意されています。
4坪プランの間取りは、多目的スペースにサウナ・ジャグジー・ロフトといった構成です。
一方、12坪プランは4坪プランの間取りに加え、リビング・キッチン・シャワールーム付きとなっています。
どちらも遊び心が満載のタイニーハウスです。
なお、8坪TINY HOUSEは茨城県つくば市にある施設で宿泊体験が可能となっています!
タイニーハウスの中古物件や賃貸物件はある?
日本のタイニーハウスは住宅という認識が薄いため、中古物件として不動産会社で扱われることはほとんどありません。
もし、中古物件のタイニーハウスが欲しい場合は、ヤフオクやメルカリで探してみるのが良いでしょう。
ときどき物件が出ているので。定期的にチェックしてみてください。
また、賃貸物件に関しても同様で、タイニーハウスが賃貸として出ているケースは非常にまれです。
現状、タイニーハウスを賃貸契約したい場合は、賃貸物件として掲載しているホームページを探すくらいしか方法がありません。
もし、タイニーハウスの住み心地を体験したいのであれば、宿泊体験施設を利用するのが最も手軽で現実的でしょう!
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タイニーハウスの位置づけ!家?車両?ローンや税金の問題は?
タイニーハウスを購入する前に、次のようなことが気になる人もいるでしょう。
- タイニーハウスの位置づけは家と車両どちらになるのか?
- タイニーハウスの建築にローン審査は通るのか?
- タイニーハウスの固定資産税の有無の判断基準はなにか?
というわけでここでは、『タイニーハウスの位置づけやローン、税金の問題』についてそれぞれお話ししていきます!
タイニーハウスの位置づけは基礎の有無や可動式か否かで変わる
タイニーハウスの位置づけは、土地に建物が定着しているかどうかで変わります。
たとえば、タイニーハウスの基礎が土地に面していて、移動が不可能な状態であれば家と見なされるんですね。
一方、基礎がなく、移動できる可動式のトレーラーハウスは車両扱いとなります。
よって、トレーラーハウスを除くほとんどのタイニーハウスは、家として位置づけられると覚えておきましょう!
タイニーハウスの建築に関する許可や建築確認の有無は?
タイニーハウスであっても、建築許可や建築確認が必要となります。
ただし、車両扱いのトレーラーハウスだけは建築許可や建築確認は必要ありません。
また、タイニーハウスでも次の場合は建築確認が不要になるので、参考にしてみてください。
- 10平方メートル以下の建築物
- 増築・改築・移転である(新築の場合は不可)
- 防火指定のない地域(防火地域・準防火地域以外の地域)
くわしくは後述しますが、建築確認を怠るとタイニーハウスを建てる際にローン審査を受けられなくなるため注意が必要です!
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タイニーハウスの建築にローン審査は通るのか?
住居とみなされるタイニーハウスであれば、一般的な住宅と同じようにローンを利用できます。
また、審査に通るか否かも一般的な住宅と同じように考えて良いでしょう。
ですが、タイニーハウスの建築でローン審査を受ける場合、事前に建築確認が必要となるので注意が必要です。
つまり、建築確認をしていない、建築確認が下りていない場合はローンは利用できないということになります。
タイニーハウスの建築する際、ローンを利用したい場合は必ず建築確認を取るようにしましょう!
タイニーハウスの固定資産税の有無の判断基準は何?
タイニーハウスの固定資産税の有無は、建物に基礎があるかどうかが判断基準になります。
もし、建物に基礎があれば土地に定着していると見なされるため、固定資産税が発生します。
よって、トレーラーハウスを除くほとんどのタイニーハウスには固定資産税がかかると考えて良いでしょう。
ちなみに、固定資産税は家の面積が大きいほど納める税金が大きくなります。
その点、タイニーハウスは面積が小さいため、一般的な住宅よりも固定資産税は安くなることがほとんどです。
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タイニーハウスでミニマムに暮らすメリット
タイニーハウスはミニマムに暮らせるのが特徴のひとつです。
そんなタイニーハウスでのミニマムな暮らしには次のようなメリットがあります。
- 必要最小限の家財・設備で暮らせる
- 光熱費など生活にかかるコストを下げられる
- セカンドハウスや書斎として利用できる
- 可動式なら家とともに引っ越しができる
というわけでここでは、『タイニーハウスでミニマムに暮らすメリット』についてお話ししていきます!
必要最小限の家財・設備で暮らせる
タイニーハウスは必要最小限の家財、設備で暮らせるのがメリットです。
というのも、タイニーハウスは空間が限られるため、必然的に所有物が少なくなるから。
その結果、家財や設備の掃除や手入れの時間が大幅に削減できます。
削減できた分、時間に余裕ができるのもメリットです。
場合によっては、物に囲まれてごちゃごちゃした空間から解き放たれ、ストレスから開放されることもあるでしょう。
また、必要以上の物を持たなくなるので、余計なものを買わなくなるという経済的なメリットもあります!
光熱費など生活にかかるコストを下げられる
タイニーハウスはもともと小さなスペースなので、光熱費などがあまりかからない点もメリットです。
エアコンを使用しても、すぐに冷えてすぐに暖まります。
断熱材などを使用していれば、外気温の影響もあまり受けずに済むでしょう。
一部屋なので、照明もそれほど必要ありません。
部屋の掃除もコンパクトな掃除機で十分対応できるだけでなく、あっという間に終わってしまいます。
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セカンドハウスや書斎として利用できる
セカンドハウスや書斎として利用できる点も、タイニーハウスのメリットです。
タイニーハウスはその小ささを活かして、セカンドハウスとしてもおすすめなんですね。
また、家の近くにタイニーハウスを建てれば書斎として利用することも。
趣味のためのスペースにしたり、テレワーク用に使ったりとライフスタイルに合った使い方が可能です。
このように、タイニーハウスと呼ばれるような小さな家なら場所も選ばず建てられるので、さまざまな用途があるんですね。
タイニーハウスは100万円程度から購入できる商品もあるため、別荘を購入したり増築したりするより安く済むのも魅力です。
ただ住むだけではなく、セカンドハウスや書斎など用途が広いのもタイニーハウスのメリットと言えるでしょう!
可動式なら家とともに引っ越しができる
可動式のタイニーハウスなら、家とともに引っ越しができることもメリットです。
たとえば、トレーラーハウスなら、タイヤの上に家があるので簡単に引っ越しができます。
また、プレハブ住宅やドームハウスも施工が簡単なので気軽に移設できるでしょう。
こういったタイニーハウスなら、転勤などによる引っ越しの際も手間やお金があまりかかりません。
また、旅するように気ままに移動しながら暮らすことも可能です!
自由な暮らしが好きな人にとって、タイニーハウスは大変快適でしょう。
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タイニーハウスは後悔する?デメリットも詳しく解説!
タイニーハウスはメリットだけでなく、次のようなデメリットもあります。
- 生活スペースが狭くプライベート空間が少ない
- 物を増やす・収納する場所がない
- 子どもの誕生や成長に対応しづらい
- 水回りのQOLが下がる
これらのデメリットを知らずにタイニーハウスを購入すると、後悔することになるかもしれません。
というわけでここでは、『タイニーハウスのデメリット』についてお話ししていきます。
後悔しないためにも、それぞれについてチェックしていきましょう!
生活スペースが狭くプライベート空間が少ない
タイニーハウスのデメリットは生活スペースが狭く、プライベート空間が少ないことが挙げられます。
というのも、タイニーハウスは部屋がひとつだけというシンプルな間取りがほとんどだからです。
そのため、2人以上で暮らす場合、プライバシーの確保はむずかしいと思った方が良いでしょう。
たとえば、友達との電話の会話や独り言、物音はつつ抜けになってしまいます。
2人とも在宅で仕事をする人なら、気になって集中できないなどもあり得ますよね。
それが気になったり、ストレスを感じたりするとタイニーハウスでの暮らしが嫌になるかもしれません。
これは、タイニーハウスの宿命のため、購入してから後悔しないようよく検討する必要があるでしょう!
物を増やす・収納する場所がない
物を増やせない、収納する場所がないこともタイニーハウスのデメリットです。
タイニーハウスは小さいため、収納スペースは必然的に少なくなります。
そのため、気軽に物を増やすことができないだけでなく、増やしても収納する場所に困ることも出てくるでしょう。
たとえばコレクション好きな人、物を捨てるのが苦手な人は、それがストレスに感じることがあるかもしれません。
あっという間に物が増えて、生活スペースがさらに狭くなり後悔することも十分あり得ます。
「ミニマム暮らしにあこがれてタイニーハウスで暮らし始めたものの、向いていなかった」ということも。
このように、必要以上の物を持てないことも、タイニーハウスのデメリットとして覚えておきましょう!
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子どもの誕生や成長に対応しづらい
タイニーハウスは子どもの誕生や成長に対応しづらいというデメリットもあります。
というのも、タイニーハウスはもともとの生活スペースが狭いため、ひとりでも増えると想像以上に窮屈さを感じるからです。
また、子どもが成長し「自分の部屋がほしい」と思った時も簡単には確保できません。
学年が上がるにつれて、勉強スペースがないことやプライバシーが守れないこともストレスになる恐れがあります。
それだけでなく、タイニーハウスは一般的な住居とは異なるため、子どもが成長するにつれ周囲と比較し違和感を抱く恐れもあるでしょう。
友達を家に呼べないなどで悩むかもしれません。
タイニーハウスを購入する際は、こういったライフスタイルの変化によって起こることを想定しておくことも大切です。
とくに、子どもがいない夫婦や、赤ちゃんがいる家庭は購入前にこのことについてよく考えるようにしましょう!
水回りのQOLが下がる
タイニーハウスは水回りの快適さは一般住宅に比べて大きく下がります。
トイレやお風呂がないケースもあれば、あったとしても水圧が弱かったり、狭かったりすることも。
中には、臭いが気になることもあれば、お湯を出していると水になってしまうこともあるんです。
「トイレは快適でないと嫌」「お風呂にゆっくりつかりたい」という人にとっては、苦痛になるでしょう。
そのため、タイニーハウスの水回りの使い勝手は決して良くなく、後悔する一因になり得ます。
施工次第で改善できる部分はありますが、タイニーハウスの水回りにはあまり期待しない方がいいでしょう。
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まとめ
今回は『タイニーハウスとはどんな家か?』を中心にお話ししました。
タイニーハウスとは25平米以下の小さな家のことを言います。
日本で販売されているタイニーハウスの価格は100万円〜800万円程度、間取りは部屋がひとつだけというのが主流です。
参考までに、日本で販売されているタイニーハウスの中から今回は以下をご紹介しました。
- 無印良品の小屋
- INSPIRATION(インスピレーショ)
- amagear TINY HOUSE
- IMAGO(イマーゴ)
- 住箱(ジュウバコ)
- 8坪TINY HOUSE
中には宿泊体験できるタイニーハウスもあるため、住み心地が気になる場合は一度足を運んで体験してみることをおすすめします。
また、タイニーハウスで暮らすメリットとデメリットは、それぞれ次の通りです。
- 光熱費など生活にかかるコストを下げられる
- 必要最小限の家財・設備で暮らせる
- セカンドハウスや書斎として利用できる
- 可動式なら家とともに引っ越しができる
- 生活スペースが狭くプライベート空間が少ない
- 物を増やす・収納する場所がない
- 子どもの誕生や成長に対応しづらい
- 水回りのQOLが下がる
タイニーハウスはミニマムな生活ができるのが魅力ですが、小さい家だからこそ出てくる問題点もあります。
タイニーハウスを購入して後悔しないためには、デメリットを許容できそうかどうかよく考えることが大切です!
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