「小さな家でもいいから300万円で家を建てる方法を知りたい!300万円で建てられる家があるのかについても教えてほしい!」
家を建てるとなれば、多額の費用がかかるし、簡単には手を出せないと思いますよね。
しかし、日本には300万円で建てられる家も存在します。
- そもそも300万円で家を建てられるの?
- 300万円で家を建てたときの魅力を知りたい
- 実際に300万円で建てられている家ってあるの?
など、300万円の家について気になることがあると思います。
そういうわけで今回は、「300万円の家は建てられるのかどうか」「300万円で建てられる小さな家のおすすめ9選」をご紹介していきます!
・300万円で小さな家を建てることは可能だが、長く住むための家としてはおすすめできない。
・なぜなら、住宅性能や設備面などが不十分で快適に過ごし続けることができないから。
・週末にくつろぎたい『タイニーハウス』を建てるなら、無印良品、BESSなどで購入できる。
・さらに、家づくりで失敗したくない方は、無料の住宅カタログで情報収集をするのがおすすめ。
・『LIFULL HOME’S』なら多くの人が利用、写真や間取り付きで理想のイメージができる。
■こんな人におすすめ
- 世帯年収300万円〜700万円の方
- なるべくお得に理想の家を建てたい方
- 写真付きで住宅メーカーを比べたい方
- 予算や間取りなど希望に合った条件で探したい方
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そもそも300万円で家は建てられるのか?
結論から言うと、300万円で家を建てることはできます。
300万円で家を建てられる理由は以下のとおりです。
- 使用している建材や設備が最低限グレード
- 仕入れを一括で行っている
- 宣伝を行わない
- 人件費をカットするために、規格住宅が採用されている
これらの理由から300万円でも家が建てられます。
とはいえ、長期的に住むための家としてはおすすめできません。
なぜなら、住宅性能や設備面などが不十分で快適に過ごし続けることができないからです。
そこで、300万円で家を建てたいといった方におすすめするのが「タイニーハウス」です。
タイニーハウスとは、アメリカが発祥の地となった小さな家のことです。
別荘やセカンドハウスとして使用される家で、日本や他国でも採用され始めています。
広さは10〜20㎡ほどの小さな家になりますが、「趣味の部屋が欲しい」「書斎が欲しい」なんて方にとっては十分すぎるスペースになります。
300万円で家を建てた際の魅力
300万円で家を建てた際の魅力は、以下の3つです。
- セカンドハウス・別荘として利用できる
- モノが少ない空間で日常を過ごせる
- バリエーションが豊富
1つずつ見ていきましょう!
セカンドハウス・別荘として利用できる
300万円で家を建てることで、セカンドハウス・別荘としての利用ができます。
セカンドハウス・別荘とは、メインで暮らす家とは異なるもう1つの家のことです。
セカンドハウス・別荘といえば、リゾート地や山奥に建てる印象を持たれる方も多いと思いますが、通勤しやすい場所や静かな場所など、様々な場所で建てるケースも増えています。
300万円の家としておすすめした「タイニーハウス」は、工期が短かったり、セルフビルドで建てられたりなどが可能です。
そのため、週末くつろぎたい方や通勤に便利な場所で過ごしたい家が欲しいといった方は、300万円で小さな家の購入がおすすめです。
モノが少ない空間で日常を過ごせる
300万円で家を建てると、十分な収納スペースが取れなかったり、部屋が広くなかったりするため、モノが少ない空間で日常を過ごせます。
モノが少なくなると、掃除や家事の手間が減ります。
ですので、「モノが少ない空間が自分のライフスタイルに合っているなと感じる方」「モノが多いと考えることが多いといった方」に300万円で建てられる小さな家がおすすめです。
バリエーションが豊富
300万円の小さな家としてご紹介した「タイニーハウス」は、バリエーションが豊富です。
タイニーハウスの延床面積は8〜10㎡とそれほど広くありませんが、シンプルな小屋タイプからトイレや浴室設備付きの家まで幅広く販売されています。
タイニーハウスに興味がある方や様々なバリエーションから別荘・セカンドハウスを選びたい方におすすめです。
300万円で建てられる小さな家!タイニーハウスおすすめ9選
最後に、300万円で建てられる小さな家「タイニーハウス」でおすすめの商品を9つご紹介します。
- 無印良品「無印良品の小屋」
- yadokari「INSPIRATION」
- 茜プランニング「キャンピングドーム」
- クロコアートファクトリー「Roomette(ルーメット)」
- BESS「IMAGO」
- スペースエージェンシー「PACO」
- スノーピーク「住箱」
- 天城カントリー工房「amagear」
- アマゾン「DIYホーム」
順番に確認していきましょう!
無印良品「無印良品の小屋」
無印良品では、300万円で建てられる「無印良品の小屋」が販売されています。
2017年4月に販売された後から、徐々に建てられる範囲が拡大し、2019年には沖縄県以外のすべての場所で建てられることが可能になりました。
屋内5畳、縁側1.7畳の家と小さな家ではありますが、開口部が広く、開放感が感じられる間取りとなっています。
オプションとして、断熱仕様や防犯設備などを取り付けることができるため、住宅性能にもこだわることができます。
とはいえ、オプションを付けてしまうと300万円を大幅に超えてしまうため、予算が低い方は標準設備で家を建てることがおすすめです。
yadokari「INSPIRATION」
yadokariでは、ファミリーでも快適に過ごせるタイニーハウス「INSPIRATION」が販売されています。
INSPIRATIONの特徴は、開口部にウッドバルコニーや水回りが設置されていることです。
広さは14㎡ほどと小さなスペースですが、デザイン性が高く、おしゃれな家が建てられます。
家族で過ごす別荘・セカンドハウスとして、小さな家を購入したいといった方にINSPIRATIONはおすすめです。
茜プランニング「キャンピングドーム」
茜プランニングでは、別荘・セカンドハウスとして楽しめる「キャンピングドーム」が販売されています。
木材で建てられているキャンピングドームは、北欧のログハウスを感じさせるデザインが特徴的です。
キャンピングドームのタイプによっては、300万円を大きく下回る140万円から購入可能です。
机や椅子なども木製の素材で作られているため、カントリーな雰囲気も楽しめます。
クロコアートファクトリー「Roomette(ルーメット)」
クロスコア―トファクトリーでは、おしゃれでかわいいと評判の高いタイニーハウス「Roomette(ルーメット)」が販売されています。
卵の殻をイメージさせた個性的な形が特徴的です。
Roomette(ルーメット)は、ShortタイプとLongタイプのタイニーハウスが選べます。
価格は、どちらも300万円を下回っており、オプションを付けたとしても300万円を上回りません。
家ではなくトレーラーハウスですので、車で運ぶことができます。
そのため、けん引免許さえ持っていれば、自分で動かすことも可能です。
リーズナブルなトレーラーハウスが欲しいといった方におすすめです。
BESS「IMAGO」
BESSでは、105万円から購入可能なタイニーハウス「IMAGO」が販売されています。
IMAGOはセルフビルドで建てられるタイニーハウスとして、人気です。
セルフビルドになるため、10㎡ほどの小さなスペースになります。
大人4〜5人程が集まれば、2週間ほどで建てられるため、アウトドアが好きな方や友達と楽しむ場所が欲しいといった方におすすめです。
とはいえ、セルフビルドがベースになるため、断熱性能には優れていません。
水回りの設置は可能ですので、事務所や物置など簡易的な使い方がおすすめです。
スペースエージェンシー「PACO」
スペースエージェンシーでは、タイニーハウス「PACO」が販売されています。
PACOの特徴は以下のとおりです。
- モノコック工法を活用した家づくり
- 納品まで約2か月しかかからない
- 家タイプは5種類、デザインは4種類から好きな組み合わせが可能
- 住宅性能にこだわるために、内断熱工法や複層ガラスを採用
PACOは、12.7㎡と小さな1ルームスペースのみになります。
PECOの魅力は、住宅性能にこだわったり、デザイン面が優れていたりなど、品質が高い小さな家を建てられることです。
費用も280〜380万円と低価格ですので、安いけれど性能の高いおしゃれな家が欲しいといった方におすすめのタイニーハウスです。
スノーピーク「住箱」
アウトドアや登山、アパレル製品などを販売しているスノーピークでは「住箱」が販売されています。
住箱の特徴は、申し込みから1か月で家が建てられることや、けん引免許がなくても設置作業を行ってくれることです。
住箱の扱いは、不動産ではなく、車両です。
そのため、住箱を購入する際には車庫証明書の取得が必要になるため、注意しましょう。
天城カントリー工房「amagear」
天城カントリー工房では、伊豆の無垢材をベースとして作られた「amagear」が販売されています。
amagearからは、4タイプ販売されており、その内2タイプが300万円以下の価格で購入可能です。
床面積は9.9㎡と小さなスペースになりますが、ツーバイフォー工法やSPF材などが使用されているため、住宅性能に期待できます。
アマゾン「DIYホーム」
最後にご紹介するのが、アマゾンで販売されている「DIYホーム」です。
DIYホームは、200万円で購入でき、セルフビルドの設置が可能です。
商品説明もあるため、簡単に建てられます。
とはいえ、本格的な家ではないため、機能や設備がほとんどありません。
そのため、個人的な趣味の部屋や休息するための個人スペースなど使用方法が限られます。
土地だけが余っているけれど使用する方法がないといった方は、アマゾンで販売されているDIYホームの購入を検討してみましょう。
まとめ
300万円の小さな家が建てられるのかどうかや実際に商品として販売されている300万円の家についてまとめてきました。
300万円で家を建てるとなると、どうしても住宅性能が劣ったり、部屋数が増やせなかったりなどの不満を感じる可能性は高いかもしれません。
しかし、別荘・セカンドハウスのような使い方をすれば、300万円の家でも満足度高く過ごせます。
300万円で家を建てたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしていただき、購入を検討してみてください!