「住宅ローンを繰り上げ返済してはいけないの?どうしてなのか理由知りたい!」
住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない、と聞くと繰り上げ返済を考えている人は心配になりますよね。
してはいけない理由や自分が繰り上げ返済に向いているのか、向いていないのか知りたい人も多いでしょう。
- 住宅ローンの繰り上げ返済とはそもそも何なのか?
- 住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由
- 繰り上げ返済が向いている人の特徴
など、いろいろなことが気になるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
その前に、家づくりで後悔しないために一番大切なことがあります。
何か分かりますか?
それは、住宅情報を集める前に、住宅展示場やイベントに行かないことです。
軽い気持ちで住宅展示場へ行くと、営業マンの勢いに流されて契約してしまうことがあるからです。
住宅展示場へ行って、素晴らしい住宅を見ていると気持ちも高揚してきて、
冷静な判断ができなくなります。
そうならないためには、事前準備が大切です。
まずは、自分の条件にあった住宅メーカーのカタログを取り寄せて、住宅の基本的な知識を身に付けて、
ある程度の方向性を決めることです。
最近は、住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログサイト」が増えてきています。
その中でも、大手が運営するおすすめサイトは以下の3つです。
おすすめ① LIFULL HOME’S注文住宅
・ローコスト、平屋などのテーマ別で資料がお取り寄せできる。ローコスト住宅に強いため、
ローコスト住宅を検討している人にもおすすめ。
・家作りの情報やスケジュールを管理できる「家づくりノート」がもらえる
おすすめ② HOME4U家づくりのとびら
・大手企業のNTTデータグループが運営しているため、安心感がある
・専門コーディネーターがニーズをヒアリングして、
オリジナルプラン作成依頼をサポートします。
おすすめ③ タウンライフ家づくり
・地元の工務店から大手ハウスメーカーまで、取扱メーカー数は1,000社以上
・間取りプランや土地探し、資金計画などオリジナルの
家づくり計画書を作成してくれる
この3サイトは、大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく、安心して資料請求をすることができます。
悪質な住宅メーカーもあるので、まずは大手企業が運営するサイトがおすすめです。
大手企業が運営しているので無理な営業もなく気軽に利用できるサービスです。
ローコスト住宅をメインで考えている方は ⇒ LIFULL HOME’S
ハウスメーカーにこだわりたい方は ⇒ 家づくりのとびら
間取りプランにこだわりたい方は ⇒ タウンライフ家づくり
絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけず、多くの会社から資料を取り寄せて資料を見比べて
検討することをおすすめします。
工務店、ハウスメーカーごとの強みや特徴を見比べて、複数の会社で価格競争させることで、
同じような品質の家でも数百万円の価格差がでることもあります。
家は大きな買い物なので、後悔しないように1社でも多くのカタログを取り寄せることをおすすめします。
今回は「住宅ローンの繰り上げ返済をしてはいけないのか」について徹底解説します。
繰り上げ返済に向いている人についても紹介するので、現在住宅ローンを返済中で繰り上げ返済を考えている人は本記事をぜひ参考にしてくださいね!
住宅ローンの繰り上げ返済とは?返済方法の2つのタイプを紹介

一口に「住宅ローンの繰り上げ返済」といっても、大きく分けて2種類の返済方法があります。
「繰り上げて返済するとはどういうことなのか」という、そもそもの疑問にも答えながら詳しく紹介します!
- 住宅ローンの繰り上げ返済とは
- 返済期間短縮型とは
- 返済額軽減型とは
住宅ローンの繰り上げ返済とは
月々の返済とは別に、住宅ローンの元金部分の一部を返すことを「繰り上げ返済」といいます。
繰り上げ返済を行うタイミングは様々ですが、ボーナスが入ったり収入が増えたりした際に実行されるケースが大半です。
利息部分の支払い額が減ることにともない、総返済額の減額が見込めるでしょう。
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返済期間短縮型とは
「返済期間短縮型」とはその名の通り、残った返済期間を短くする手段です。
繰り上げたあとの返済額は変わりません。
しかし返済額軽減型に比べると「利息の軽減効果が大きい」というメリットがあり、月々の返済にゆとりがある人に向いています。
返済額軽減型とは
返済期間を短縮するのではなく、返済額を減らすのが「返済額軽減型」という方法です。
- 将来的に子どもの教育費などで出費が増える見通しの人
- 月々の返済にあまりゆとりがない人
このような人は、返済額軽減型による繰り上げ返済を検討するとよいでしょう。
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
→失敗しないハウスメーカーの選び方!理想のマイホームをお得に建てるには?
住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない?返済しない方がいい理由

「どうにか繰り上げ返済をして、ローン地獄から早く解放されたい」「返済総額を少しでも減らしたい」と思いますよね。
数万円~十数万円の支払いを毎月行っていると無理はないのですが安易に繰上げ返済を実行するのは危険です。
そこで住宅ローンの繰り上げ返済をすべき人とそうでない人の特徴などを、詳しく解説していきます!
- 繰り上げ返済した方がいい人としない方がいい人がいる
- 繰り上げ返済しない方がいいと言われる理由
繰り上げ返済した方がいい人としない方がいい人がいる
まず、繰り上げ返済に期待できる主なメリットは次の2点です。
- 利息の軽減につながる
- ライフプランに合った資金計画を選択できる
例えば【借入金額3,000万円/返済期間35年/借入金利が1.2%(固定金利)】であった場合、利息だけで650万円以上の総支払額がかかってきます。
しかし10年経ったタイミングで返済期間短縮型による500万円の繰り上げ返済を行った場合、トータルで支払う利息は525万円程度。
利息による負担を、100万円以上も軽減できるのです。
ちなみに返済額軽減型の場合でも、100万円近くの利息軽減につながる計算です。
借入金額から考えるとわずかな額ではありますが「100万円」という金額だけ見るととても大きなお金ではないでしょうか?
また繰り上げ返済をすることによって、浮いたお金を子どもの教育費や自分たちの老後資金に回せるようになります。
これを見れば、繰り上げ返済はいいことだらけのように思えますよね。
しかし中には、繰り上げ返済をしない方がいい人も存在するのです。
繰り上げ返済しない方がいいと言われる理由
住宅ローンの繰り上げ返済をしたからといって、必ずしも得をするとは限りません。
次のいずれかに該当する場合は、繰り上げ返済を一度踏みとどまった方がよいでしょう。
- 住宅ローン控除を受けている場合
- 近い将来にまとまった支出が必要な場合
ある要件を満たしたときに、一定の金額が所得税と住民税から控除される仕組みを「住宅ローン控除」あるいは「住宅ローン減税」といいます。
つまり一定期間、支払う税金が軽減されるというわけですね。
ただ住宅ローン控除額は、住宅ローンの残債によって決まる部分があります。
安易に繰り上げ返済を行うと、控除金額が減額になる可能性もあるため注意が必要です。
なお「まとまった支出の予定があるときは繰り上げ返済を避けるべき」という内容については、理由は言わずもがなですね。
車の買い替えや子どもの大学入学など、一度に多額の出費が必要になりそうなときは繰り上げ返済を避けましょう。
「特に大きなライフイベントがなければ、繰り上げ返済をした方がお得かな?」と考える人もいるかもしれませんが、貯蓄の大半を返済に回すのは危険です。
まとまった支出の予定がなくても、「突然病気になる」などのリスクはあります。
勤務先の倒産や収入源なども考慮する必要があるでしょう。
急な病気や収入減といった予想外の事態にも対応できるよう、ある程度のお金は手元へ残しておくようにしましょう。
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繰り上げ返済してよかった?繰り上げ返済をおすすめするのはこんな人

ここからは、繰り上げ返済が向いている人の特徴を紹介します。
いくつ当てはまっているか、ご自身のことを振り返りながら読み進めてみてくださいね!
- 十分な貯蓄がある
- 今後必要なお金について見通しが立っている
- 今後いきなり大きな出費があっても対応できる
- 繰り上げ返済してよかったと考えている人の体験談
十分な貯蓄がある
繰り上げ返済をまずおすすめしたいのが、十分な貯蓄を保有している人です。
ただ、具体的な金額が出ていないと「十分な貯蓄ってどれくらい?」と思いますよね。
不測の事態に備えた「予備費」として、会社員は手取り月収の3ヶ月~6ヶ月分、フリーランスの人は1年分のお金を手元に残せれば安心といえるでしょう。
余剰資金がかなり貯まっている人は、繰り上げ返済を行うことで利息の負担軽減につながるかもしれませんね。
今後必要なお金について見通しが立っている
子どもの養育費や教育費、車のローンなど、これから必要になるお金は家庭によって様々です。
場合によっては親の介護費用を負担しなければならないこともありますし、自分たちの老後の暮らしにかかるお金も例外ではありません。
購入した家も、将来リフォームの必要が出てくるでしょう。
そのようなお金を、どこから捻出するかきちんと考えていますか?
すべてのライフイベントに必要なお金について見通しが立っているのであれば、余剰資金を繰り上げ返済に回すのがよいでしょう。
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今後いきなり大きな出費があっても対応できる
何らかのトラブルで急な出費が必要になったとき、手元にお金がないと対応できなくなります。
- 大きなケガや病気
- 収入の減少
「自分は健康だし、収入も安定しているから大丈夫だよ」と思う人もいるかもしれませんが、こうしたトラブルは突然降りかかってくるものです。
特に収入面においては、コロナ禍のときに苦い思いをした人もいるのではないでしょうか?
「保険に加入しているから大丈夫」「高額医療費制度があるからいいでしょ」とも思うかもしれませんが、それでも病気やケガには様々な出費を伴います。
何が起こっても対応できる資金がある場合に、繰上げ返済を検討するのがよいでしょう。
繰り上げ返済してよかったと考えている人の体験談
まずは、実際に繰り上げ返済をしてよかったと考えているAさんの体験談を紹介します。
《Aさん》
- 68歳/男性/無職(65歳で定年退職)
- 29歳のときにマイホームを購入
Aさんは25歳のときに結婚し、しばらくの間はアパート暮らしをしていました。
しかし子どもが産まれるタイミングで、マイホームの購入を決意。
最初は「自分たちの生活を圧迫しない程度に」ということを念頭に置き、郊外の一戸建てを購入してローンを組みました。
しかし、子どもの成長にともない住環境や教育環境について次第に深く考えるようになったAさんは引っ越すことに。
子どものことを第一に考え、都心部で生活をすることに決めました。
ただ一戸建てを購入すると、家計を圧迫すると考えたAさん。
東京の分譲マンションを購入し、そのタイミングでローンの借り換えを行いました。
それから数十年間は住宅ローンを毎月支払っていましたが、60歳に差し掛かったころ繰り上げ返済を実行。
これまでの貯蓄はグッと減りましたが、直後に控えていた定年退職のタイミングで得た退職金をそのまま残せたのが結果としてよかったそうです。
もちろん現在は無借金で、悠々自適な老後生活を送っています。
退職金があったことは心強いですね。
老後もちまちまとローンの返済を行うより、思い切って繰り上げ返済をしたことが功を奏したというわけですね。
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繰り上げ返済しなければ良かった!繰り上げ返済をおすすめしない人

続いては、繰り上げ返済が向いていない人の特徴をいくつかお話します。
前項と同様に体験談も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
- 貯金額に不安がある
- しっかりとしたライフプランを立てられていない
- 子どもの教育にお金をかけたい
- 家族の思い出作りにかけるお金を惜しみたくない
- 実家が遠くて帰省費用が掛かる
- 繰り上げ返済で後悔している人の体験談
貯金額に不安がある
「繰り上げ返済をすると生活が苦しくなりそうだな……」
このように考えている人には、繰り上げ返済はおすすめできません。
理由はこれまでお話しした通り。
無借金になれば気分はラクになりますが、急な出費が必要になったときに対応できなくなるでしょう。
また返済後の生活が苦しくなると、ローンのストレスから解放されても新たな不安材料が生まれてしまいます。
決まった額を毎月返済できているのであれば、無理に繰り上げ返済を行う必要はないでしょう。
しっかりとしたライフプランを立てられていない
ご自身はもちろん、家族のライフプランが曖昧な人には繰り上げ返済は不向きです。
安易に繰り上げ返済を行うと、子どもの進学や車の買い替えなど、まとまったお金が必要なときに対応できなくなるためです。
もちろん奨学金やマイカーローンを組むといった選択肢もありますが、繰り上げ返済の結果にそうなったのでは本末転倒ですよね。
初めから奨学金やローンを当てにするのも考えものです。
老後の見通しまでをきちんと立てられたタイミングで、再度繰り上げ返済を検討しましょう。
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急な出費があった時対応できるだけのお金がない
ある程度の貯蓄ができたからといって、すぐに繰り上げ返済を行うのは危険です。
先述した目安を参考にして、有事に備えた予備費を残しておきましょう。
次にような出来事があると、急な出費が必要になります。
- 家族が増える
- 自身や家族の突然のケガや病気
- 収入の激減
- 自然災害の影響
- 別居や離婚
- 家族の思いがけない借金や負債(連帯保証人になっていたなど)
子供が生まれるなど、家族が増えるのは嬉しいことですが、やはりお金はかかります。
介護が必要な老親を引き取るなども、今後はあるかもしれませんよね。
共働きだったのに、1人がケガや病気がきっかけで働けなくなるケースもあるでしょう。
急な出費に対応できないうちは、繰り上げ返済ではなく、コツコツと毎月のローン返済を行うことをおすすめします。
子どもの教育にお金をかけたい
子どもは、成長するにつれてお金がかかるようになります。
将来的に教育へお金をかけたい場合は、無理に繰り上げ返済を行わず貯蓄に専念するのがよいでしょう。
「うちはずっと公立に行かせるから」といっても、実は安心はできません。
公立中高でも制服を購入(地域によっては小学校も)しますし、部活動をすれば道具代やユニフォーム代、移動費など思いがけない出費が増えます。
体が大きくなっていくので、ずっと同じサイズの制服では対応できないこともしばしば。
そして、多くの子供が塾に通うことになるでしょう。
受験結果や子供の志望によっては私立に行くケースもあります。
国立大学は私立に比べれば学費は抑えられますが、自宅から遠い場所なら一人暮らしが必要です。
繰り上げ返済のために、教育費をかけられなかったという事態は避けたいものですよね。
塾や学費などはもちろん、Aさんのように「子どものために住環境を変えたい」と思った場合も、貯蓄さえあれば対応しやすいですよ。
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家族の思い出作りにかけるお金を惜しみたくない
家族の思い出作りとしてまず挙げられるのが「旅行」です。
一口に旅行といっても様々な形がありますが、遠出をしたり宿泊をしたりすると出費が一気にかさみますよね。
通常通りのローン返済をしていれば実現できた旅行が、繰り上げ返済をしたばかりに行けなくなってしまうのは非常に残念なこと。
子供との旅行は、当然ですがその時にしかいけません。
「子どもたちと色々な場所に行って思い出を作りたい」
「年に1回は家族旅行をしたい」
といった希望がある場合は、繰り上げ返済ではなくそちらにお金を使うようにしましょう。
実家が遠くて帰省費用が掛かる
夫婦とも実家が遠いと、帰省費用の捻出も大変です。
「うちは帰省しない」と決めていればいいのですが、そうもいかない家庭が多いでしょう。
飛行機代など、家族分のチケットを購入すると移動費だけでも何十万もかかるケースも。
帰省を減らすことで、「孫の顔が見られない」「老親の様子が確認できない」などのデメリットも発生します。
場合によっては、遠距離介護などの必要性が出てくることがあるかもしれません。
帰省する機会が多い人も、無理な繰り上げ返済はあまり向いていません。
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繰り上げ返済で後悔している人の体験談
繰り上げ返済で後悔をした、Bさんの体験談を紹介します。
《Bさん》
- 46歳/男性/会社員
- 32歳でマイホームを購入
Bさんはマイホームを購入する際に、4,000万円の住宅ローンを組んで毎月少しずつ返済していました。
しかし「できるだけ早く無借金になりたい」という一心で、何度も繰り上げ返済を実行。
ローンの残債は徐々に減っていきましたが、家族に無理をさせる生活が続きました。
Bさん自身もこれまで投資で資金づくりに励んでいましたが、余裕がなくなって一切やめたそうです。
苦しい生活が続き「うちは家族で旅行に行かないの?どうして?」と子どもたちに聞かれたときは、胸が痛くなったといいます。
そして「繰り上げ返済をせず住宅ローン控除をフル活用して、余剰金を投資に回せばよかったのでは?」と思ったときには時すでに遅し。
- 家族との思い出作りが十分にできなかった
- 住宅ローン控除の利用枠が減って税金がアップした
- 繰り上げ返済のたびに手数料がかかってしまった
という後悔が今でも残っているそうです。
ちなみに繰り上げ返済を行うと、1回につき16,500円程度の手数料がかかります(窓口の場合)。
Bさんのように何度も繰り上げ返済を行っていると、そのたびに手数料がかかり、せっかくの利息軽減もムダになってしまうでしょう。
もし繰り上げ返済を行うのであれば、まとまったお金を一度に返すのがベターといえますね。
繰り上げ返済を検討するのに最適のタイミングと返済タイプ

これまで繰り上げ返済の是非についてお話ししましたが、もし実行する場合はどのタイミングが最適なのでしょうか?
おすすめの返済タイプとともに、詳しく紹介します!
- 繰り上げ返済を検討するのに適したタイミング
- 家族のライフプランを見直してみるのもおすすめ
- 繰り上げ返済を念頭に置いた場合の返済タイプ
- 迷ったらFPなどに相談するのもあり
繰り上げ返済を検討するのに適したタイミング
繰り上げ返済は、次のタイミングで行うのがおすすめです。
- 住宅ローンの控除期間が終了したとき
- 金利の上昇が見込まれるとき(変動金利で借りている場合)
- 家計にゆとりがあり、今後大きな出費の予定がないとき
住宅ローンの控除期間中に繰り上げ返済を行うと、せっかくの恩恵が受けられなくなります。
控除が適用されている間は貯蓄をしながら通常通りの返済を行い、控除期間が終わったタイミングで繰り上げ返済を検討しましょう。
また変動金利で住宅ローンを借りている場合、金利の変動状況を注視することが大切です。
金利が低いうちは貯蓄をしながら様子を見て、金利が高くなる(=利息が大きくなる)であろうタイミングでまとまった返済を行いましょう。
- 子どもが独り立ちして教育費や生活費がかからなくなった
- 老後資金がある程度貯まった
家計にゆとりがあれば、このようなタイミングで繰り上げ返済を行うのもひとつの方法かもしれませんね。
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家族のライフプランを見直してみるのもおすすめ
繰り上げ返済のタイミングを検討する際は、改めて家族のライフプランを見直すのもいいでしょう。
一人ひとり、1年後から10年、20年後くらいまでいろいろなことを想定するのです。
「第一子が小学校入学」「第二子が幼稚園入園」など、大まかでいいので一覧表にするとわかりやすいですね。
子供が大きい場合は「○○について学びたい」など将来の目標を聞くと、どのような進学の選択肢があるかも明確になってきます。
自分自身や家族が将来やりたいことも、書き出しておきましょう。
例えば、「○○の資格を取る」「年に一度は家族旅行に行きたい」などがあるはずです。
家族のライフプランが、大まかにでもわかると繰り上げ返済のタイミングもはかりやすくなりますよ。
繰り上げ返済を念頭に置いた場合の返済タイプ
繰り上げ返済を考えている人には、ズバリ「返済期間短縮型」がおすすめです。
返済額軽減型に比べて、高い利息軽減効果が見込めます。
また30代後半以降など、比較的高い年齢で住宅ローンを借りる場合も返済期間短縮型が有効です。
現役でバリバリ働いている間にまとまったお金を繰り上げ返済できれば、定年退職後にコツコツ返していく必要がなくなるでしょう。
もしこれから住宅ローンを組む予定で、繰り上げ返済を視野に入れている場合はぜひ返済期間短縮型を検討してみてくださいね。
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迷ったらFPなどに相談するのもあり
どうしてもタイミングがわからない、返済期間短縮型でうまくいくか自信がない人はFP(ファイナンシャルプランナー)などプロに相談するのもいいですね。
特に、自分で考えると「なんとかなるだろう」と甘く見積もりがちな方は、客観的にプロの目線で判断してくれます。
さらに「自分は繰り上げ返済しないつもりだけれど、パートナーが繰り上げ返済したがっている」と意見が割れている場合にも、データを提示して解説してくれるでしょう。
初回は無料相談などもありますし、オンラインで対応してくれるFPもいます。
改めて家庭のキャッシュフローを確認する機会にもなり、家計の見直しなどにもつながるでしょう。
繰り上げ返済や貯蓄への目標もクリアになりますよ。
まとめ

今回は、住宅ローンの繰り上げ返済をしてはいけない理由について解説しました。
記事の内容についてまとめたので、ここで再確認しておきましょう。
- 住宅ローンの返済には「期間短縮型」「返済額軽減型」がある
- 繰り上げ返済をした方がいい人としない方がいい人がいる
- 貯蓄が十分あり急な出費に耐えられる人は、繰り上げ返済がおすすめ
- 貯蓄がない、子供の教育や家族の思い出にお金をかけたい人は不向き
- 繰り上げ返済のタイミングは、住宅ローン控除期間終了時など
- 困ったときはFPなど専門家に相談するとよい
住宅ローンの繰り上げ返済を行うことで、無借金のストレスフリーな生活を送ることが可能です。
しかし、すべてのケースにおいて有効とは限りません。
無理をして家計を圧迫するよりは、返済計画通りに利息を支払いながら返していく方が日々の暮らしが豊かになるでしょう。
繰り上げ返済を行うときは、家族とよく話し合ったうえで最適なタイミングを見計らってくださいね。
住宅ローン控除を受けたり、多額の出費を間近に控えたりしている場合はくれぐれも繰り上げ返済を実行しないよう注意しましょう!
困ったときはファイナンシャルプランナーなど、住宅ローンに詳しい専門家へ相談することをおすすめします。
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