「積水ハウスとセキスイハイムは何が違うの?おすすめがあれば知りたい!」
積水ハウスとセキスイハイムは社名が類似しており、ベースとなる企業も同じですが、異なる目的で作られた違う会社です。
積水ハウスは戸建住宅事業をはじめ「住」に関する幅広い事業を展開しています。
一方、セキスイハイムは「住」のなかでも、「住宅」に特化して事業を展開しています。
名前が似ていることもあり、どちらの会社に任せればいいか迷ってしまう場合もありますよね。
- 積水ハウスとセキスイハイムとの違い
- 積水ハウスとセキスイハイムの特徴
- 積水ハウスとセキスイハイムはどちらがおすすめ?
このように、気になることがたくさんあるのではないでしょうか。
また、積水ハウスとセキスイハイムについて知りたいことがたくさんありますよね。
ぜひ最後まで読んでみてください!
その前に、家づくりで後悔しないために一番大切なことがあります。
何か分かりますか?
それは、住宅情報を集める前に、住宅展示場やイベントに行かないことです。
軽い気持ちで住宅展示場へ行くと、営業マンの勢いに流されて契約してしまうことがあるからです。
住宅展示場へ行って、素晴らしい住宅を見ていると気持ちも高揚してきて、
冷静な判断ができなくなります。
そうならないためには、事前準備が大切です。
まずは、自分の条件にあった住宅メーカーのカタログを取り寄せて、住宅の基本的な知識を身に付けて、
ある程度の方向性を決めることです。
最近は、住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログサイト」が増えてきています。
その中でも、大手が運営するおすすめサイトは以下の3つです。
おすすめ① LIFULL HOME’S注文住宅
・ローコスト、平屋などのテーマ別で資料がお取り寄せできる。ローコスト住宅に強いため、
ローコスト住宅を検討している人にもおすすめ。
・家作りの情報やスケジュールを管理できる「家づくりノート」がもらえる
おすすめ② HOME4U家づくりのとびら
・大手企業のNTTデータグループが運営しているため、安心感がある
・専門コーディネーターがニーズをヒアリングして、
オリジナルプラン作成依頼をサポートします。
おすすめ③ タウンライフ家づくり
・地元の工務店から大手ハウスメーカーまで、取扱メーカー数は1,000社以上
・間取りプランや土地探し、資金計画などオリジナルの
家づくり計画書を作成してくれる
この3サイトは、大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく、安心して資料請求をすることができます。
悪質な住宅メーカーもあるので、まずは大手企業が運営するサイトがおすすめです。
大手企業が運営しているので無理な営業もなく気軽に利用できるサービスです。
ローコスト住宅をメインで考えている方は ⇒ LIFULL HOME’S
ハウスメーカーにこだわりたい方は ⇒ 家づくりのとびら
間取りプランにこだわりたい方は ⇒ タウンライフ家づくり
絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけず、多くの会社から資料を取り寄せて資料を見比べて
検討することをおすすめします。
工務店、ハウスメーカーごとの強みや特徴を見比べて、複数の会社で価格競争させることで、
同じような品質の家でも数百万円の価格差がでることもあります。
家は大きな買い物なので、後悔しないように1社でも多くのカタログを取り寄せることをおすすめします。
今回は、積水ハウスとセキスイハイムの違いについて知りたい方に向けて「積水ハウスとセキスイハイムの違い」について詳しくご紹介します。
併せて、積水ハウスとセキスイハイムの特徴やメリット・デメリット、どちらがおすすめかも解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
・積水ハウスは、当初赤字だった積水化学工業株式会社の住宅事業部が分社化してできた会社。
・セキスイハイムは、積水ハウスの成功を経て、同社内に再び設立された住宅部門のこと。
・デザインの自由度・価格は積水ハウスの方が高く、省エネ性能はセキスイハイムの方が高い。
・さらに、家づくりで失敗したくない方は、無料の住宅カタログで情報収集をするのがおすすめ。
・『LIFULL HOME’S』なら多くの人が利用、写真や間取り付きで理想のイメージができる。
■こんな人におすすめ
- 世帯年収300万円〜700万円の方
- なるべくお得に理想の家を建てたい方
- 写真付きで住宅メーカーを比べたい方
- 予算や間取りなど希望に合った条件で探したい方
\ 初めての家づくりで失敗したくない方へ /
※希望に合った住宅カタログが無料で選べる!
積水ハウスとセキスイハイムの違いは?
初めに、積水ハウスとセキスイハイムの特徴についてご紹介します。
それぞれの特徴に触れながら、違いを見ていきましょう!
積水ハウスの特徴
積水ハウスは積水化学工業株式会社の住宅事業部が分社化してできた会社です。
東証プライム市場に上場している会社であり、「住」に関する幅広い事業を展開しています。
そのため、住宅に関する様々な悩みに対応できます。
なかでも積水ハウスは、自由に間取り・デザインを決めたい方や鉄骨住宅を建てたい方におすすめできる会社です。
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セキスイハイムの特徴
一方、セキスイハイムとは積水ハウスの成功を見て、積水化学工業株式会社内に再度設立された住宅部門のことです。
セキスイハイムは「住宅」に特化して事業を展開しており、ユニット工法をかなり早い段階で取り入れた企業として知られています。
断熱・省エネ・創エネを軸に、60年以上住み続けられる安全性を誇った住宅の建築が得意な会社としても人気のハウスメーカーの1つです。
積水ハウスとセキスイハイムの特徴をそれぞれ比較!
積水ハウスとセキスイハイムの大まかな違いについてはご理解いただけたのではないかと思います。
しかし、それだけではどちらの会社を選べば良いのかの判断がつきづらいですよね。
そこでここからは積水ハウスとセキスイハイムの特徴を下記の順で比較し、ご紹介します。
- 坪単価・価格
- 建物構法
- アフターサービス・保証
- 住宅性能
- デザイン
- 空調システム
- 省エネ性能
- 販売戸数
1つずつ順番に見ていきましょう!
比較①:坪単価・価格
1つ目は坪単価・価格の比較です。
なお、坪単価とは一坪あたりの住宅単価のことです。
積水ハウスとセキスイハイムの坪単価と価格は、以下の通りになっています。
積水ハウス | セキスイハイム | |
坪単価 | 80〜85万円 | 70〜80万円 |
価格 | 2,400〜2,550万円 | 2,100〜2,400万円 |
セキスイハイムのほうがやや安めであり、金額の幅も大きくなっているのがお分かりいただけるでしょう。
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
→失敗しないハウスメーカーの選び方!理想のマイホームをお得に建てるには?
比較②:建物構法
2つ目は建物構法の比較です。
積水ハウスの鉄骨造では、1〜2階建て向けであるダイナミックフレーム・システムや3〜4階建て向けであるフレキシブルβシステム、木造ではシャーウッド構法など多様な構法が採用されています。
一方、セキスイハイムは工場で組み立ての80%を終わらせるユニット構法を取り入れているため、短期間で高品質な建築が可能です。
比較③:アフターサービス・保証
3つ目はアフターサービス・保証の比較です。
積水ハウス・セキスイハイム共に、専任のスタッフが定期点検サービスを実施しており、安全に暮らせるためのサポートをしてくれています。
そのため、安心・安全の家に長期的に住み続けることが可能です。
また、積水ハウスでは保証期間が30年であり、その間は無料で点検してもらえます。
30年の保証期間を過ぎても有料点検・有償補修をすると、向こう10年の再保証が繰り返し得られます。
一方、セキスイハイムでは2年目までに3回の定期点検と、5年目以降5年ごとに60年目まで無料で定期診断が受けられます。
それぞれの点検回数や料金などに違いがあるため、注意が必要です。
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比較④:住宅性能
4つ目は住宅性能の比較です。
耐震性は、どちらも耐震等級3ほどになっています。
耐震等級3とは、建築基準法の最低基準よりも1.5倍の耐震性があり、消防署や警察署などの防災拠点となる建物の基準と同じ耐震性です。
また、耐火性に関しては、積水ハウスがメンテナンスサイクルが30年という優れ物であるダインコンクリート、セキスイハイムが土や石を焼いて作られる磁器タイルが用いられており、どちらも高性能だと言えます。
なお、積水ハウスの耐震性はとても優れており、阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震において、全壊・半壊の家がゼロという実績があります。
比較⑤:デザイン
5つ目はデザインの比較です。
積水ハウスは基本的に自由なデザインを家に反映させることができます。
一方、セキスイハイムはユニット構法であることからデザインには制限がかかってしまいます。
しかし、オプションプランを選択することで自由なデザインにもできます。
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比較⑥:空調システム
6つ目は空調システムの違いです。
積水ハウスの空調システムは、4つの空調システムが用いられています。
住宅の形態に合わせて選べるため、どんなデザインの住宅でも快適に過ごせるのが特徴です。
セキスイハイムの空調システムは、快適エアリーが用いられています。
空気の循環を使ったシステムであるため、室内の温度差が減らせるほか、床下からの暖められるので、冬は床が冷たくなりにくい点が特徴です。
比較⑦:省エネ性能
7つ目は省エネ性能の違いです。
どちらの会社も省エネには力を入れています。
なかでも、積水ハウスの「グリーンファースト」やセキスイハイムの「スマートパワーステーション」は省エネ住宅として販売されています。
どちらの商品も、政府が全世帯への設置を目指している電力・ガスなどの使用量の「見える化」や家電の自動制御などを搭載したHEMSシステムを採用しており、エネルギーの節約ができます。
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比較⑧:販売戸数
8つ目は販売戸数の違いです。
住宅産業新聞の集計によると、2021年度における戸建ての販売戸数は積水ハウスが10,610戸、積水化学工業住宅カンパニー(セキスイハイム)が9,890戸となっています。
やや積水ハウスのほうが多いのですが、ほぼ同じ数だけ住宅を販売していることがお分かりいただけるでしょう。
(参考:住宅産業新聞社『2021年度大手ハウスメーカー・ランキング、総販売戸数トップは大和ハウス工業=戸建て販売戸数、前年度比増は6社』)
積水ハウスとセキスイハイムのメリット・デメリットは?
ここでは、積水ハウスとセキスイハイムのメリット・デメリットを見ていきます。
メリット・デメリットの両方を理解することで、より自分に合った住宅会社が選べることに繋がるため、ぜひ参考にしてください!
積水ハウスのメリット
積水ハウスのメリットは、自由なデザインで設計した住宅を建てられる点です。
積水ハウスのもつ実績・経験をもとにしたデザインの提案も受けられるため、最適な住まいを演出してくれるでしょう。
また、丈夫で耐震性が高い点もメリットの1つです。
阪神・淡路大震災や東日本大震災でも全壊・半壊の家はゼロであることから、津波が来たり想定外の災害が起きたりしない限り、安全な住宅と言えます。
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積水ハウスのデメリット
積水ハウスのデメリットには、価格が高いことが挙げられます。
高いデザイン力や技術力を用いるための人件費や設備などにコストがかかってしまいます。
ただし、価格の幅は狭いので、見積もりから価格が大幅に膨らむことは考えにくく、あらかじめ想定された範囲内の価格での建築が可能です。
セキスイハイムのメリット
セキスイハイムのメリットは、高品質な建築を安定しておこなえる点です。
約8割が工場で組み立てられるため、品質を一定に保つことが可能です。
なかでも、セキスイハイムの外壁は磁器タイルと呼ばれる耐久性が高く、塗り替えも不要な素材を使用しています。
雨が降れば汚れも落ちるため、丈夫で綺麗な外壁を長持ちさせることができます。
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セキスイハイムのデメリット
セキスイハイムのデメリットには、デザインの自由度が低いことが挙げられます。
ユニット構法を取り入れているので、特に着工後に間取りを変更するのはかなり難しいでしょう。
あらかじめよく検討したうえで、デザイン・間取りを決めることをおすすめします。
積水ハウスとセキスイハイムはどっちがいい?おすすめの人を紹介!
では、積水ハウスとセキスイハイムはどちらが良いのでしょうか?
それぞれにおすすめな人を紹介します!
積水ハウスがおすすめな人
積水ハウスがおすすめな人は、自分の思い通りの間取り・デザインを実現したい方です。
耐震性や耐火性、アフターフォロー体制が充実したうえで、思い通りの間取りを実現しやすくなります。
また、価格が他のメーカーに比べて高い傾向にあるため、予算を多めに確保できる方におすすめです。
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セキスイハイムがおすすめな人
セキスイハイムがおすすめな人は、高い省エネ性能を期待している方です。
セキスイハイムでは、HEMSシステムを活用したZEH仕様の住宅が北海道では67%、北海道以外では89%とかなり高い割合で採用されています。
2030年度にはスタンダードになるとされているZEH仕様の住宅に興味のある方はセキスイハイムがおすすめです。
また、安心したアフターフォローを受けたい方にもおすすめです。
60年間にわたって定期診断をしてもらえるほか、最長30年の補償も得られるため、充実したアフターフォローが受けられます。
積水ハウスとセキスイハイムのよくある質問!
最後に、積水ハウスとセキスイハイムに関して、よくある質問を3つまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!
積水ハウスとセキスイハイムだったらどちらが高い?
商品ごとに坪単価が異なるため、状況による部分が大きいのですが、一般的には積水ハウスのほうが高い傾向にあります。
ただし、セキスイハイムのほうがオプションプランなどの関係で価格の幅が広くなっているため、購入の際には注意が必要です。
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積水ハウスとセキスイハイムの仲って悪いの?
内情をすべて把握できているわけではありませんが、お互い大企業であるため、敵対視しているとは考えにくいでしょう。
しかし、名前が似ているうえ、同じ住宅業界のライバル企業であるため、より多くの顧客を獲得しようと試みているのもまた事実です。
なかには、顧客を奪われまいとライバル心をあらわにする営業マンもいるかもしれませんね。
積水ハウスとセキスイハイムって同じ会社なの?
現在は別の会社ですが、発端はどちらも積水化学工業株式会社で同じ会社です。
セキスイハイムは同社内に設立されている住宅ブランドである一方、積水ハウスは積水化学工業から独立しているため、別の会社です。
当初、赤字だった積水ハウスを分社化し別会社になったものの業績がグングン向上したことを受け、再び住宅事業に乗り出すためにセキスイハイムが設立されたという経緯があります。
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まとめ
積水ハウスとセキスイハイムとの違いについて解説しました。
どちらも住宅メーカーであり元となった会社も同じですが、全く別の会社として運営されています。
- デザインの自由度は積水ハウスのほうが高い
- 坪単価・価格は積水ハウスのほうが高い
- 省エネ性能はセキスイハイムのほうが優れる
デザイン、価格、省エネ性能などさまざまな項目に違いが見られます。
住宅の建築に何を求めるのかによって、おすすめなメーカーは異なります。
- 積水ハウスがおすすめなのは、思い通りのデザインを実現したい方や予算を多めに確保できる方
- セキスイハイムがおすすめなのは、省エネ性能や安心したアフターフォローに期待している方
積水ハウスやセキスイハイムをはじめとした住宅メーカーを選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください!
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