「注文住宅で家を建てるには、どこのハウスメーカーを選べばいい?住友林業はひどい?」
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時に、1番最初に悩むのがハウスメーカー選びですよね。
そして、ハウスメーカー選びが1番重要なステップと言えます。
そこで、今回はハウスメーカーの1つである「住友林業」について、次の内容で詳しく解説しようと思います。
- 住友林業の企業の概要や家の特徴について
- 住友林業のメリット・デメリット
- 住友林業が向いている人と向いていない人
また、住友林業を実際に利用した人のリアルな声や評判なども詳しくご紹介しますので、ぜひ参考になさってみてくださいね!
この記事のまとめ |
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住友林業とは?企業の概要と住友林業の家の特徴を解説
「住友林業ってどんなハウスメーカー?」
ハウスメーカー選びのポイントとなるのは、次の2つですよね。
- どんなハウスメーカーなのか
- どんな家を建てているか
これらの2つのポイントを確認するのは、信頼できるハウスメーカーを選んで自分の理想にぴったりのマイホームを建てたいからです。
そこでまずは、住友林業の企業の概要と家の特徴について、次のようなことをご説明します。
- 住友林業とは、どんなハウスメーカー?
- 住友林業で家を建てる場合の価格帯は?
- 住友林業の家の機能性は?
- 住友林業ってどんなデザインの家を建てている?
- 住友林業で家を建てるとどんなアフターサービスが受けられる?
- 住友林業の経営状態は?
それでは、詳しく解説していきますので、住友林業が信頼できるハウスメーカーかどうか、チェックしてみてください!
住友林業とは
住友林業は、「木」を軸としたさまざまな事業を展開している国内No.1の木材・建材商社です。
創業から330年以上の長い歴史がある、木のプロフェッショナルと言えます。
世界中にネットワークを持っており、木に関するスキルやノウハウは抜群です。
住友林業は日本国内外に社有林を保有していて、木の魅力を存分に活かした家づくりにこだわりを持っています。
住友林業の企業の概要については、以下の表をご覧ください。
住友林業株式会社(SUMITOMO FORESTRY CO.,LTD.) | |
商号 | 住友林業株式会社 |
本社所在地 | 〒100-8270 東京都千代田区大手町一丁目3番2号
(経団連会館) |
電話番号 | 03-3214-2220 |
創業年 | 1691年(元禄4年) |
設立年月日 | 1948年2月20日 |
事業内容 | ・資源環境事業
・木材建材事業 ・海外住宅・建築・不動産事業 ・住宅事業 ・生活サービス事業 |
建設業許可 | 国土交通大臣許可(特-2)第4237号 |
事業者登録番号 | T4010001090011 |
商品のラインナップ | ・My Forest BF(進化する木の家)
・GRAND LIFE(平屋) ・PROUDIO(3階・4階建て) ・The Forest BF(四季を愉しむ家) ・Forest Selection BF(オーダーメイドの家) ・和楽(日本の家) ・BF-耐火(3・4階まで対応するBF構法耐火建築物) ・Premal(プレミアム・ミニマルな平屋・2階建て) |
6つの特長 | ❶ ビッグフレーム構法
❷ 涼温房 ❸ 360°TRIPLE断熱 ❹ プライムウッド ❺ 心と体に良い影響のある木の力 ❻ ロングサポート |
[参考:住友林業「企業・IR・ESG・採用」]
[参考:住友林業カタログ「My Forest BF」]
住友林業の特徴①価格帯
住友林業の1つ目の特徴は、価格帯です。
住友林業で注文住宅を建てる場合の価格は坪単価計算になります。
マイホームの購入の際にかかるイニシャルコストに含まれるのは、次の4種類です。
- 土地の価格
- 住宅本体の価格
- 工事費用
- 諸費用
住友林業で家を建てた場合の平均単価は、1坪(畳2枚分)の広さにつき85万円〜110万円です。
日本全国の平均坪単価は約65万円となっています。
住宅金融支援機構による調査結果では、注文住宅の平均的な坪数は37.14坪です。
こうしたデータをもとに、住友林業で注文住宅を建てた場合の価格をシュミレーションしてみましょう。
面積 | 住宅本体 | 土地 | 合計 |
35坪 | 2,975万円 | 2,275万円 | 5,250万円 |
36坪 | 3,060万円 | 2,340万円 | 5,400万円 |
37坪 | 3,145万円 | 2,405万円 | 5,550万円 |
38坪 | 3,230万円 | 2,470万円 | 5,700万円 |
39坪 | 3,315万円 | 2,535万円 | 5,850万円 |
40坪 | 3,400万円 | 2,600万円 | 6,000万円 |
50坪 | 4,250万円 | 3,250万円 | 7,500万円 |
※住宅本体は坪単価85万円、土地は坪単価65万円で計算しています。
このように、平均的な数字だけをもとに価格帯を割り出してみましたが、実際に利用した人の契約金額に基づくデータは以下の通りです。
予算 | 顧客の割合 |
2,000〜2,500万円 | 3.3% |
2,500〜3,000万円 | 18.9% |
3,000〜3,500万円 | 30.2% |
3,500〜4,000万円 | 19.1% |
4,000〜4,500万円 | 10.2% |
4,500〜5,000万円 | 5.7% |
※この金額には土地価格が含まれていません。
住友林業を利用した方の中で、1番多い契約金額は3,000万円〜3,500万円でした。
その次に多かったのは、3,500万円〜4,000万円です。
住宅金融支援機構による調査結果では、注文住宅の平均購入価格は3,717万円となっていました。
国土交通省による調査結果では、注文住宅の平均購入資金は新築の場合5,436万円、建て替えの場合4,487万円です。
また、注文住宅の場合は本体価格と別に工事費がかかります。
別途費用がかかる工事内容と価格を下の表にまとめました。
別途かかる工事費 | 工事内容 | 価格帯 |
地盤調査費 | 敷地の地盤や耐久力の調査 | 5万円〜6万円 |
地盤改良費 | 地盤改良工事 | 80万円〜120万円 |
外構工事費 | 塀・カーポート・物置設置など | 50万円〜200万円 |
冷暖房工事費 | 冷暖房・床暖房・24時間換気 | 100万円〜200万円 |
カーテン工事費 | カーテン・ブラインドなど | 30万円〜100万円 |
ガス・給排水工事費 | 道路から敷地内への引き込み | 50万円〜100万円 |
確認申請料・竣工検査料 | 建築確認申請、施工状況確認・検査 | 15万円〜25万円 |
こうしたデータから分かるのは、住友林業の価格帯は平均よりもやや高いということです。
それでも、オリコン顧客満足度の調査データでは、住友林業は「金額の納得感」においてトップ10にランクインしています。
[参考:住友林業の家「土地・建物以外に必要な諸費用」]
[参考:HYGGE HOME▷住友林業「【2023年版】住友林業の総額や坪単価は?実例価格も発表します」]
[参考:住友林業「住友林業の木の家/住宅総合カタログ」]
[参考:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査 2023年8月4日 国際・調査部 調査グループ」]
[参考:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査 報告書」令和5年3月]
[参考:土地DATA「日本全国の土地価格」]
[参考:注文住宅の費用や相場「ハウスメーカー『住友林業』の概要」]
住友林業の特徴②機能性
住友林業の2つ目の特徴は、機能性です。
機能性は、マイホームを建てる時に重要なポイントとなります。
住んでみた後、住みにくいと感じると小さなストレスが溜まっていく一方ですが、機能的な家だとストレスフリーで生活できますよね。
住友林業では、機能性の高い家づくりを実現しています。
住友林業でマイホームを建てた人へのアンケートでは、98.9%が住み心地や住みやすさに満足しているということです。
機能性の例を挙げると、次のようなものがあります。
- 自然の恵を活かした涼温房
- 木造住宅による調湿性
- 360°トリプル断熱
- 太陽光発電システム
- バスタイムを贅沢に演出する機能的なシステムバス
- 便利な家事動線
- 回遊動線
- キッチンから続くパントリー
- 階段下に作るパントリー
- 玄関からパントリーまでのウォークスルー
- 玄関から続くエントランスクローク
- 2階にある洗面コーナー
- メイクカウンター付き洗面化粧台(住友林業オリジナル)
- リビング収納
- ロールスクリーン収納
- 映画を投影でき・クローゼットを隠せる寝室の壁
- 多方向からアクセスできる部屋
- 光を取り込むスリット窓
- 電動昇降式の物干しバーの設置
など…
このように、住友林業は機能性を兼ね備えた家づくりを特徴としています。
[参考:住友林業の家「家づくりの特徴」]
[参考:住友林業の家「住友林業の実例紹介 自家自讃」]
住友林業の特徴③デザイン
住友林業の3つ目の特徴は、デザイン性の高さです。
住友林業は、自由設計で顧客のさまざまな想いを形にするデザインを提案しています。
住友林業でマイホームを建てた人へのアンケートでは、外観デザインの満足度が97.1%でした。
同アンケートで、内観デザインの満足度は98.9%となっています。
住友林業のデザインの例は、以下の通りです。
- オリジナリティあふれるデザイン
- 五感に響くようなデザイン
- 経験や知識、趣味嗜好の基である直感が良いと思うデザイン
- 自分らしさがあふれるデザイン
- 可愛い雰囲気のデザイン
- どのライフステージにも合わせられるシンプルなデザイン
- 街並みに溶け込むデザイン
- 旅館のようなデザイン
- 和モダンなデザイン
- 北欧デザイン
- シンプルモダンなデザイン
- クラシックモダンなデザイン
- レトロミックスなデザイン
- 木の温もりを感じるデザイン
- 先進的かつ造形的なデザイン
など…
このように自由設計だからこそ、世界に1つだけのオリジナリティがあふれるデザインが特徴になっています。
[参考:住友林業の家「Designers File」]
住友林業の特徴④アフターサポート
住友林業の特徴の4つ目は、ロングサポートです。
マイホームは建てることがゴールではありません。
そのため、アフターサポートが整っているハウスメーカーだと安心です。
住友林業のアフターサポートには次のようなものがあります。
- 60年保証システム
- 住宅設備10年保証制度
- 無料点検と安心のメンテナンスプログラム
- 24時間365日受付のコールセンター
- リフォーム・植栽・外構などの充実サービス
- ライフスタイルの変化に応じた各種制度
国が定めている住宅瑕疵担保履行法の保証期間は10年ですが、住友林業の保証は初期保証だけでも30年あります。
30年目以降は10年ごとに延長保証となり、保証期間は最大で60年です。
ただし、店舗併用住宅や別荘などに関しては保証期間が10年になります。
住宅設備に関しては、一般的なメーカー保証は引き渡し日から1〜2年のところが多く、住友林業は保証期間が長いのが特徴です。
このように、住友林業では長期にわたるサポートが充実しているということになります。
また、住友林業の家を購入した人が受けられるのは、以下のサービスです。
- 増改築の相談
- 家の補修の相談
- 住宅設備の修理の相談
- 玄関の鍵の紛失の相談
- 建具の不具合の相談
- 庭づくりの相談
このように、家のメンテナンスやリフォームや、その他の相談もできるのはうれしいですよね。
ということで、長期にわたるアフターサービスが受けられるというのが住友林業の特徴と言えます。
[参考:住友林業の家「住友林業のアフターサービス」]
[参考:住友林業のリフォーム「『住友林業の家』オーナーの皆様へ」]
住友林業の将来性は?経営状態は安定している?
マイホームを建てる際は、やはり将来性のあるハウスメーカーを選びたいですよね。
将来性をチェックするためには、経営状態について知る必要があります。
というわけで、住友林業の将来性について調べてみましょう。
結論から言うと、住友林業の経営状態は安定しています。
判断材料として住友林業の業績ハイライトを以下の表にまとめました。
売上高 | 1兆6,697億700万円 |
売上総利益 | 3,929億7,000万円 |
売上総利益率 | 23.5% |
販売費及び一般管理費 | 2,347億1,700万円 |
営業利益 | 1,582億5,300万円 |
営業利益率 | 9.5% |
経営利益 | 1,949億9,400万円 |
経営利益率 | 11.7% |
総資産 | 1兆5,375億9,800万円 |
流動資産 | 1兆727億6,300万円 |
負債合計額 | 855億450万円 |
純資産 | 6,825億5,400万円 |
自己資本金 | 6,275億1,000万円 |
自己資本利益率 | 19.4% |
投下資本利益率 | 17.0% |
総資産経営利益率 | 13.7% |
受注棟数(戸建注文) | 8,031棟 |
受注戸数(賃貸) | 604棟 |
販売棟数(戸建注文) | 8,300棟 |
販売戸数(賃貸) | 736棟 |
販売棟数(分譲) | 380棟 |
※2022年12月時点
これらのデータから、住友林業の経営状態は安定していることが分かります。
[参考:住友林業「業績・財務情報・国内受注速報」]
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住友林業はひどい?デメリットや住友林業が向いていない人
「住友林業って本当にひどいの?」
住友林業を選んで後悔したという話を聞くと、選んでいいのか不安になりますよね。
結論から言うと、メリット・デメリットと感じるポイントは人それぞれ異なるということです。
そこで、まずは住友林業を利用する人が感じるかもしれないデメリットについてご紹介したいと思います。
デメリットとして挙げられるのは以下の5つの点です。
- 価格設定が高めで予算オーバーになることが多い
- 打ち合わせや相談を頻繁にしなければならない
- 工期が長め
- 情報をシェアしてもらえないことがある
- オプションを勧められる時にやや強引さがあるように感じる
その他にも、住友林業が向いていない人についてご説明したいと思います。
ということで、うわさの真偽を確かめるために、1つずつ詳しく解説していきましょう!
デメリット①価格が高めで予算オーバーになりやすい
住友林業のデメリットの1つ目は、価格が高めで予算オーバーになりやすいということです。
注文住宅の場合、予算オーバーになることは珍しくありません。
でも、住友林業の場合、もともとの価格設定が平均より高いため、オプションをつけるとすぐに予算オーバーになる可能性があります。
自分の理想にこだわる気持ちが強いと、予算は大幅にオーバーしてしまうでしょう。
注文住宅を選ぶ目的は、自分らしい家、オリジナリティがある家を建てるということです。
せっかく夢のマイホームを建てるなら妥協は極力したくないですよね。
でも、予算内に収めようと思ったら、どうしても妥協をしなければならなくなります。
それで、予算が低い場合は特に、住友林業の価格が高めで予算オーバーになりやすい点がデメリットに感じられるでしょう。
ただし、価格が高いのにはきちんとした理由があります。
住友林業の家のクオリティーや性能について理解した上でコストを見直すと、価格に納得できるかもしれません。
住友林業の家はライフサイクルコストを抑えられるからです。
それで、視点を変えれば、住友林業の価格設定のデメリットはメリットにもなり得るということになります。
デメリット②打ち合わせや相談が頻繁
住友林業のデメリットの2つ目は、打ち合わせや相談が頻繁にあるということです。
住友林業のデザイナーのスタンスは普段の打ち合わせで、顧客の気持ちに寄り添うために、細かいことでも話し合うというものです。
コミュニケーションを密に取ること、そしてチームワークを大切にしています。
チームが一体化することで、素晴らしいものを生み出すことができ、より良い家づくりができるからです。
打ち合わせの回数に決まりはありません。
「一般的には5〜10回、または10回〜15回くらい」と説明されることが多いですよね。
それで「打ち合わせの回数はこれぐらいのはず」って思い込んでいることが、頻繁に感じてしまう原因かもしれません。
注文住宅の場合、こちらの意向をしっかりと伝えたり、詳細の情報を細かくシェアしていた方が良いです。
そのために、どうしても打ち合わせや相談の回数が増えることがあります。
回数を減らしたい場合は、事前に意向を全てメモにして対策を取るのもおすすめです。
人と接するのが苦手だったり、忙しかったりすると、頻繁な打ち合わせや相談が住友林業を選ぶデメリットに思えることがあります。
デメリット③工期が長め
住友林業のデメリットの3つ目は、工期が長めであるということです。
一般的に、大手ハウスメーカーは工期が短いことが多いです。
4ヶ月〜5ヶ月で工期が終わることが多いので、住友林業も同じくらいの工期を期待しますよね。
でも、住友林業の場合は、着工からマイホームの完成まで6ヶ月〜7ヶ月かかります。
適切な工期だとしても、その1ヶ月〜2ヶ月の差が長く感じられるというわけです。
夢のマイホームの出来上がりを待ちわびている時に、工期が長くなるとがっかりしますよね。
ただし、価格が高くなればなるほど、クオリティーが高くなればなるほど、工期が伸びる傾向があります。
注文住宅の場合は特に、一般的な工期と比べないほうがいいでしょう。
自分の理想やコンセプトに合わせて施工内容も変わってきます。
こちらの要望によって打ち合わせが長引くことや工期が伸びることもあるからです。
このように着工から完成までに半年も待てない人にとっては、工期の長さを住友林業を選ぶデメリットに感じることがあるでしょう。
デメリット④情報を共有してもらえないことがある
住友林業のデメリットの4つ目は、情報を共有してもらえないことがあるということです。
住友林業のホームページを確認してみると、基本的な考え方として次のような一文を見つけました。
「住友林業は、継続した情報発信とコミュニケーションを通して、理想の家づくりを提案しています」
ということは、情報の共有は住友林業が行なっている基本的な取り組みというわけです。
実際、様々な口コミを確認しましたが、「情報を共有してもらえなかった」という内容の口コミは現在は存在していません。
ただ、全ての営業マンが基本的な考えに沿って意識的に行動しているはずですが、ミスは誰にでもあります。
たまたまタイミングが悪く、情報のシェアが追いつかないということもあり得るでしょう。
総合的にみると、住友林業の営業マンの評判はとても良いです。
でも、営業マンも生身の人間で、スーパーマンではないため、ミスをしてしまうことがあります。
そのために、稀に情報を共有してもらえないというデメリットを経験することもあるかもしれませんね。
[引用:住友林業「住宅事業における取り組み お客様とのコミュニケーション」]
デメリット⑤オプションのおすすめがやや強引
住友林業のデメリットの5つ目は、オプションのおすすめがやや強引だということです。
ストレートに言うと、オプションの勧め方についてどう感じるかは人それぞれと言えます。
それで、同じようにおすすめされても、強引なプッシュに感じる人もいれば、物足りなく感じる人もいるということです。
住友林業は「お客様優先」の取り組みをしています。
顧客の声を尊重し、顧客の満足度アップのために努力しているのです。
それで、オプションのおすすめがやや強引に感じる時、営業マンは顧客の要望をかなえてあげたいと思っている可能性があります。
気持ちが入ると熱くなることってありますよね。
顧客の理想や要望を聞いて、思い入れが強くなることで熱が入っているのかもしれません。
住友林業の口コミや評価を調べてみましたが、「営業マンの強引さ」を示すネガティブな評価はありませんでした。
どのハウスメーカーを選んでも相性の悪さを感じる可能性はあります。
それで、住友林業の営業マンとの相性が合わなければ、オプションのおすすめがやや強引に感じてデメリットになるのです。
住友林業が向いていない人
住友林業が向いていない人は、次のようなタイプの人です。
- 流されやすい人
- せっかちな人
- クオリティーよりも低価格重視の人
- 理想へのこだわりが強すぎる人
- 営業マンとのやり取りを極力したくない人
- プッシュされると弱い人
流されやすいタイプの人は、注文住宅ならではのオプションに魅力を感じやすく、予算オーバーになる可能性があります。
せっかちなタイプの人は、工期がやや長めに設定されている住友林業とは相性が合わないかもしれません。
住友林業はもともとの価格帯が平均より高めなので、自分の理想通りにしようと思ったら低価格の実現は難しいでしょう。
理想へのこだわりが強すぎる人は予算をオーバーしても妥協できず、コストが高くなることがあるかもしれません。
営業マンとのやり取りを最低限に抑えたい人は、打ち合わせや相談の回数が増えてストレスになることがあり得ます。
プッシュに弱いタイプの人は、オプションをやや強めに勧められた時に断れなくて、後悔する可能性があるでしょう。
このように、揺れやすく、押しに弱く、せっかちで、価格重視で、打ち合わせが苦手という人は、住友林業とは相性が合わないと言えます。
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住友林業が選ばれる理由は?メリットや住友林業がおすすめな人
「住友林業ってデメリットしかないの?メリットはないの?」
住友林業についてのデメリットばかり聞くと、メリットがないのか気になりますよね。
次は、一般的に住友林業を利用するメリットとされている点についてご紹介しようと思います。
メリットとして挙げられるのは以下の5つの点です。
- 営業マンの対応が丁寧で提案力が高い
- 丁寧に施工してくれる
- デザインがおしゃれであたたかみがある
- 機能性が高い
- 自由度が高い
その他にも、住友林業が向いている人についてもご説明します。
ということで、1つずつ詳しく解説しましょう!
メリット①営業マンの対応が丁寧で提案力が高い
住友林業を選ぶメリットの1つ目は、営業マンの対応が丁寧で提案力が高いということです。
つまり、住友林業が選ばれるのは、信頼できるハウスメーカーだと判断されたから、ということになります。
なぜなら、信頼できるハウスメーカーという評価が得られるかどうかは、営業マンのスキルにかかっているからです。
顧客がハウスメーカーを選ぶ際には、信頼できるハウスメーカーかどうかを重要視します。
国土交通省による調査結果では、注文住宅の選択理由として1番多くみられたのが「信頼できる住宅メーカーだったから」というものでした。
実に、54.7%が信頼できると感じたハウスメーカーを選んでいるのです。
オリコン顧客満足度調査データによると、住友林業は「営業担当者の対応」において第3位にランクインしていました。
また、情報のわかりやすさや打ち合わせのしやすさにおいても満足度が高いという結果が見られています。
営業マンの対応が丁寧かつ提案力が高いと頼りになりますよね。
顧客のことを真摯に考えて、顧客の理想や予算に合わせて提案してくれる営業マンがいるハウスメーカーは信頼できます。
住友林業の営業マンへの評価が高いということは、住友林業というハウスメーカーが信頼できるということです。
[参考:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査 報告書」令和5年3月]
[参考:オリコン顧客満足度「ハウスメーカー 注文住宅のランキング・比較 住友林業」]
メリット②施工が丁寧
住友林業を選ぶメリットの2つ目は、施工が丁寧ということです。
オリコン顧客満足度調査の結果によれば、住友林業は施工技術の高さにおける満足度が高いハウスメーカー第2位にランクインしています。
高品質な木材を安定して仕入れているだけでなく、職人の高いスキルによって木の魅力を最大限活かしているからです。
住友林業の家は、こだわり抜かれた家と言えるでしょう。
また、住友林業には独自の品質管理システムがあるために、トータルバランスに優れたハイクオリティーな家づくりが可能です。
施工が丁寧かどうかは、家が長持ちするかどうかを左右します。
住友林業は、国土交通省が定める「長期優良住宅認定」取得率が96.3%のハウスメーカーです。
つまり、丁寧な施工によって家を長持ちさせていることになります。
このように施工が丁寧であるということが、住友林業を選ぶメリットと言えるのです。
[参考:オリコン顧客満足度ランキング「ハウスメーカー 注文住宅のランキング・比較 施工担当者の対応」]
メリット③デザインが洒落ていてあたたかみがある
住友林業を選ぶメリットの3つ目は、デザインが洒落ていてあたたかみがあるということです。
住友林業が選ばれた理由として最も多いのが、木の質感です。
次の7つの種類の木材を使い、細部まで住友林業独自のトータルコーディネートをすることができます。
- ASH(存在感がありながらやさしい色味のアッシュ)
- OAK(風格と落ち着きがある色味のオーク)
- CHERRY(淡い赤みがかった華やかな色味のチェリー)
- TEAK(気品と優雅さがある色味のチーク)
- WALNUT(深みのある美しい色味のウォルナット)
- MAHOGANY(高級感のある上質な色味のマホガニー)
- JAPANESE OAK(年月と共に深みをます色味のジャパニーズオーク)
クオリティーの高い木を天井や床、建具や窓のフレームまで使用できるのは住友林業の強みとも言えるメリットです。
プライムウッドと呼ばれる住友林業のオリジナル材の木質は他社では絶対に手に入りません。
さらに住友林業では、全部で11種類のバイカラーコーディネートも提案しています。
床材と建具のバイカラーや床材や内装のバイカラーを楽しめるのです。
このように、住友林業を選ぶメリットとして、木のあたたかみを追求したおしゃれな家づくりができるということがあります。
[参考:住友林業 WEBカタログ「My Forest BF」]
メリット④機能性が高い
住友林業を選ぶメリットの4つ目は、機能性が高いということです。
例えば、家事の時短を可能にしてくれる、洗濯動線があります。
洗濯物を洗って干すまでを最短距離にするために、洗面室の隣にバルコニーを設置することが可能です。
小さな子どもや高齢者にもやさしい機能性のある家づくりもできます。
例えば、玄関スロープやフラットフロア、車椅子設計や手すりの設置といった、バリアフリー設計などです。
また、住友林業を選ぶと、「スケルトン・インフィル」の家も実現できます。
「スケルトン」とは構造躯体のことで、「インフィル」とは内装・設備のことです。
つまり、将来的に壁や設備の配置を変えて、スムーズに間取りを変更できる構造を提案してくれます。
消費エネルギーを減らして、創り出したエネルギーで生活することができるZEH使用の家を作ることも可能です。
このように、機能性がある家づくりができるのも、住友林業を選ぶメリットと言えるでしょう。
[参考:住友林業 WEBカタログ「ikiki 住友林業の二世帯住宅」]
メリット⑤自由度が高い
住友林業を選ぶメリットの5つ目は、自由度が高いということです。
住友林業の特徴の1つとして、自由設計を提案しています。
顧客の想いにしっかりと耳を傾けて、理想を現実にするお手伝いをしているのです。
そのため、住友林業でマイホームを建てた人へのアンケート調査結果では、設計満足度が97.9%となっています。
住友林業の家ははっきり言うと、高級物件の枠内です。
でも、自由度の高さによって高級物件の枠にとどまらないオリジナリティーあふれた家づくりをすることができます。
住友林業は屋根の形や窓の設置方法、素材の活かし方など、様々な手法や柔軟な対応力を持ち合わせているからです。
それでオリジナリティーあふれる、オーダーメイドの家づくりができます。
また、住友林業の強みは、そのクオリティーの高さです。
木のクオリティーや施工クオリティーが高く、自分の理想に限りなく近い家を建てることができたら最高ですよね。
このように、住友林業を選ぶメリットは自由度が高いということです。
[参考:住友林業 WEBカタログ「FACADE COLLECTION」]
住友林業がおすすめな人
住友林業は、人と接するのが苦にならない人、おおらかな人、デザイン性・機能性・オリジナリティを重視する人に向いています。
その他にも、住友林業がおすすめなのは次のような人です。
- ハイクオリティーな木を活かして家を建てたい人
- 予算内で自由設計をお願いしたい人
- 耐震性能にこだわりがある人
- サスティナブルな家にこだわりたい人
- ランニングコストやライフサイクルコストを抑えたい人
木を知り尽くした住友林業を選べば、木を選ぶ楽しさ、使い込む楽しさを味わうことができます。
住友林業は予算に合わせた提案をしてくれるため、予算内での自由設計が可能です。
選択肢も多く、満足度は高く、オリジナリティを出すことができます。
住友林業が独自に開発した構法は、「ビッグフレーム構法(BF)」です。
これは柱と梁、基礎をメタルタッチで接合して強靭な構造躯体を作り出すという構法になります。
その構造の基本となる柱の太さは一般的な柱の約5倍あるため、構造の力によって耐震性能を実現できるのです。
また、住友林業は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)スタイルを採用しています。
省エネと創エネによって環境に優しいだけでなく、年間約20万円も節約することができるということです。
さらに、住友林業では、屋根や外壁に長持ちする部材を使用しているため、維持管理コストを抑えることができます。
地面と接する全面に採用されている、べた基礎と防蟻防湿フィルムによって湿気やシロアリ対策が可能です。
建物の周囲に薬剤を注入できるパイプも埋め込んでいます。
こうした点を考えると、価格が高くても納得ですよね。
[参考:住友林業の家「【徹底解説】“木のプロ”が語る!住友林業の床材の世界|注文住宅」]
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住友林業で家を建てた人の口コミは?高い?後悔する?
ここからは、実際に住友林業で家を建てた人のリアルな声をご紹介しますね!
まずは、ポジティブな内容の口コミです。
【ポジティブなコメント】
「文字通りゼロからのスタートだったが、プランニングから着工まで様々な選択肢を与えていただいた。こちらの希望も最大限採用していただけたと感じている」(30代・男性)
「会社がしっかりしているので、一切心配がない。今後、何か不具合が出ても、まず担当者に相談すればいいという安心感がある」(30代・女性)
「設計担当者、営業担当者、施工担当者の説明、ヒアリング等の対応がよく、説明通り正確に完成した。高級感のあるデザインで間取りも動線が考えられていて、断熱性もよく、快適に過ごせる」(40代・女性)
「外観やインテリアが自分の満足できるもので、使用している材質なども高級感がある。会社の信頼性もある」(30代・女性)
「センスが良い。提案力が高い。設計施工の自由度が高い。部材の選択肢が豊富。施工者のレベル・質が高い」(50代・男性)
「こちらの希望を全てうまく取り入れたプランの提案や完成後のちょっとした問合わせなどにもすぐに対応してくれ、アフターフォローもしっかりしている」(50代・女性)
住友林業を利用した人のコメントの中で1番目立っていたのが、営業マンのスキルです。
次は、ネガティブな内容の口コミをご紹介しましょう。
【ネガティブなコメント】
「提案工事が必要になった際の料金の跳ね上がりが大きい。些細な内容でも標準でなくなった場合、かなり価格がかかってくると感じた」(30代・女性)
「値段が高い。外観や玄関など、保証対象にするには、選択肢が狭くなった。これにしたいというデザイン性のある商品は、すべて防火や保証範囲外のものだった」(30代・女性)
「もう少し金額が安かったら嬉しい。打ち合わせに行くのが結構大変。もっと近いと良かった」(40代・男性)
このように、住友林業を利用した人のコメントの中には、「金額が高い」という評価が多く見られます。
総合的には、ポジティブな口コミが目立っているという印象です。
後悔したという口コミは見当たりませんでした。
ただし、口コミはあくまでも個人の価値観や好みや受け止め方などに基づくものです。
ポジティブな口コミに関しても、ネガティブな口コミに関しても、総合的に見てバランスよく判断すると良いでしょう。
[引用:オリコン顧客満足度「おすすめのハウスメーカー 注文住宅のランキング・比較 住友林業」]
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※『これ』をしないと後悔するかも…。
まとめ
今回はハウスメーカーの1つである「住友林業」について、詳しく解説してきましたが、いかがでしたか?
住友林業とは、「木」を軸にしてさまざまな事業を展開している、木のプロフェッショナルです。
住友林業の特徴は以下の表に、簡単にまとめています。
価格帯 | 平均よりも高め |
機能性 | 高い |
デザイン | 高い |
アフターサポート | 充実している |
住友林業の経営状態は悪くはないです。
住友林業のデメリットを5つご紹介しました。
- 価格が高めで予算オーバーになりやすい
- 打ち合わせや相談が頻繁
- 工期が長め
- 情報を共有してもらえないことがある
- オプションのおすすめがやや強引
それで、低予算・低価格重視の人、せっかちな人、人が苦手な人、揺れやすくプッシュに弱い人には住友林業は向いていないでしょう。
住友林業のメリットも5つご紹介しました。
- 営業マンの対応が丁寧で提案力が高い
- 施工が丁寧
- デザインが洒落ていてあたたかみがある
- 機能性が高い
- 自由度が高い
それで、人と接するのが苦にならない人、デザイン・機能・クオリティー・オリジナリティを重視する人には住友林業が向いています。
住友林業を実際に利用した人のリアルな声や評判などもお伝えしました。
住友林業には、良い口コミもあれば悪い口コミもあります。
人それぞれタイプや好みが異なるので、良い評価もあれば悪い評価もあるのは当然です。
この世の中に、万人受けする物事は1つもありません。
それで、口コミや評価をチェックする時は、バランスの取れた見方と総合的な判断が必要です。
これから夢のマイホームを建てようと思っておられる方も、まだ迷っておられる方も、ぜひ参考になさってみてくださいね!
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