「新築の平屋って、800万円で建てられるの?どんなメーカー事例や安くするポイントを詳しく知りたい!」
最近は平屋が人気のようです。
これから家を建てようとしている方には、新築の平屋を800万円で建てられるのか知りたい方もいるでしょう。
本当に800万で建てられるのか。実際にはどんな事例があるのか、とても興味があるはずです。
- 新築の平屋って、800万円で建つの?
- 800万円で建てたメーカーの事例って?
- 安くするポイントってなにがあるの?
など、知りたいことも多いはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
その前に、家づくりで後悔しないために一番大切なことがあります。
何か分かりますか?
それは、住宅情報を集める前に、住宅展示場やイベントに行かないことです。
軽い気持ちで住宅展示場へ行くと、営業マンの勢いに流されて契約してしまうことがあるからです。
住宅展示場へ行って、素晴らしい住宅を見ていると気持ちも高揚してきて、
冷静な判断ができなくなります。
そうならないためには、事前準備が大切です。
まずは、自分の条件にあった住宅メーカーのカタログを取り寄せて、住宅の基本的な知識を身に付けて、
ある程度の方向性を決めることです。
最近は、住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログサイト」が増えてきています。
その中でも、大手が運営するおすすめサイトは以下の3つです。
おすすめ① LIFULL HOME’S注文住宅
・ローコスト、平屋などのテーマ別で資料がお取り寄せできる。ローコスト住宅に強いため、
ローコスト住宅を検討している人にもおすすめ。
・家作りの情報やスケジュールを管理できる「家づくりノート」がもらえる
おすすめ② HOME4U家づくりのとびら
・大手企業のNTTデータグループが運営しているため、安心感がある
・・専門コーディネーターがニーズをヒアリングして、
オリジナルプラン作成依頼をサポートします。
おすすめ③ タウンライフ家づくり
・地元の工務店から大手ハウスメーカーまで、取扱メーカー数は1,000社以上
・間取りプランや土地探し、資金計画などオリジナルの
家づくり計画書を作成してくれる
この3サイトは、大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく、安心して資料請求をすることができます。
悪質な住宅メーカーもあるので、まずは大手企業が運営するサイトがおすすめです。
大手企業が運営しているので無理な営業もなく気軽に利用できるサービスです。
ローコスト住宅をメインで考えている方は ⇒ LIFULL HOME’S
ハウスメーカーにこだわりたい方は ⇒ 家づくりのとびら
間取りプランにこだわりたい方は ⇒ タウンライフ家づくり
絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけず、多くの会社から資料を取り寄せて資料を見比べて
検討することをおすすめします。
工務店、ハウスメーカーごとの強みや特徴を見比べて、複数の会社で価格競争させることで、
同じような品質の家でも数百万円の価格差がでることもあります。
家は大きな買い物なので、後悔しないように1社でも多くのカタログを取り寄せることをおすすめします。
そこでこの記事では、新築の平屋は800万円で建てられるのかを取り上げていきます。
また、メーカーの事例や安く建てるためのポイントもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
・すでに土地を持っていれば、新築平屋を800万円で建てることは十分に可能である。
・地元密着の業者に依頼して各費用を安く抑えれば、800万円の平屋を建てられる可能性がある。
・ただし、ローコスト住宅を建てる際は、メンテナンスにかかる費用や頻度なども確認しておく。
・さらに、家づくりで失敗したくない方は、無料の住宅カタログで情報収集をするのがおすすめ。
・『LIFULL HOME’S』なら多くの人が利用、写真や間取り付きで理想のイメージができる。

■こんな人におすすめ
- 世帯年収300万円〜700万円の方
- なるべくお得に理想の家を建てたい方
- 写真付きで住宅メーカーを比べたい方
- 予算や間取りなど希望に合った条件で探したい方
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※希望に合った住宅カタログが無料で選べる!
新築平屋を800万円で建てることは可能なことも!条件やポイントは?

条件やポイントを押さえれば、新築平屋を800万円で建てることは十分に可能です。
ここでは、新築平屋を800万円で建てるための条件とポイントをご紹介していきます。
- 土地をすでに持っていれば可能な場合もある
- 地元密着の業者に依頼することで費用を抑えられる
- 都心部ではなく地方で建設する
土地をすでに持っていれば可能な場合もある
すでに土地をもっていれば、800万円で新築平屋を建てることが可能な場合もあります。
なぜなら、すでに土地を持っているのなら800万円の予算のすべてを建築費用としてまわせるからです。
ハウスメーカーのカタログやホームページには、土地の価格が含まれない家の本体価格のみが記載されていることが多くあります。
土地を含めると800万円をオーバーする物件も珍しくありませんから、予算オーバーとなってしまいますよね。
しかし、ご自分で土地を持っていれば、800万円で新築平屋を建てることが可能な場合もあるのです。
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※『これ』をしないと後悔するかも…。
地元密着の業者に依頼することで費用を抑えられる
地元密着の業者に依頼することで、新築平屋を建てる費用を抑えられます。
なぜなら、地元密着の業者は大手ハウスメーカーのように広告や宣伝に高額な費用をかけていないためです。
大手のハウスメーカーでは、広告や宣伝に高額な費用をかけています。
住宅展示場を全国各地に複数持っているのも大手のハウスメーカーの特徴ですよね。
そのために、建築費に広告や宣伝費が含まれるケースがほとんどなのです。
このような理由から、地元密着の業者に依頼することで建築費用を抑えられます。
都心部ではなく地方で建設する
都心部ではなく、地方で建設するのも800万円で新築平屋を建てるためのポイントです。
理由としては、都心部に比べて地方の土地代が安く済むことがあげられます。
たとえば、埼玉県(さいたま市)であれば都心部の土地代の約3分の1、宮城県(仙台市)なら約6分の1で済みます(※)。
同じ予算でも、都心よりもずっと広い土地が購入できるのです。
都心に通勤している人なら、さいたま市は十分に通勤可能なのもポイントですね。
都心部で建築費を800万円に抑えると最低限の設備しかなく、間取りも狭いようなとても住みづらい家になるでしょう。
しかし、地方なら土地代が安く済むため、800万円の予算で新築平屋を建てるのもかなり現実的な選択となるのです。
土地をこれから探すなら、都心ではなく地方に目を向けてみるといいでしょう。
以上に紹介した条件とポイントによって、新築平屋を800万円で建てられる可能性はとても高くなります。
ぜひ、参考にしてみてください。
※参照:国土交通省 令和4年・都道府県庁所在地の住宅地「平均」価格
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
→失敗しないハウスメーカーの選び方!理想のマイホームをお得に建てるには?
800万円以下で新築平屋を建てられるハウスメーカーの事例

ここで紹介するのは、800万円以下で新築平屋を建てられるハウスメーカーの事例です。
800万円以下で建てられる新築平屋はいったいどのような間取りや構成になっているのか、興味がわくのではないでしょうか。
- 楽ちん住宅「R-08」
- 楽ちん住宅「R-01」
- はなまるハウス「19坪×2LDK」
- 平屋ベース「14坪までのプラン」
- 家モン「1LDKプラン」
- いえとち本舗「平屋の家」
では、詳しく見ていきましょう。
楽ちん住宅「R-08」
楽ちん住宅は、千葉県を中心に展開する平屋専門のハウスメーカーで、次のような新築平屋を800万円以下で建てられます。
■楽ちん住宅「R-08」
- 坪数:8坪
- 間取り:1R
- 本体価格:553万円(税込)
楽ちん住宅「R-08」は、楽ちん住宅の中でも最も安価な「1R(ワンルーム)」の平屋建築の家です。
部屋には仕切りがなく、キッチンと一体型のつくりを採用することで、建築費を抑えています。
トイレと浴室に採用されているのは、両方とも同じ空間に設置されているユニットバス方式です。
そのためこの家は、一人暮らしを前提にしているともいえるでしょう。
参照:楽ちん住宅
楽ちん住宅「R-01」
楽ちん住宅の「R-01」は、1LDKタイプの平屋建築の家で、以下のような内容です。
■楽ちん住宅「R-01」
- 坪数: 12.25坪
- 間取り:1LDK
- 本体価格:709万円(税込)
居住空間は、キッチンの備え付けられた8.1帖のリビングルームと5.4帖の洋室で構成されています。
使い勝手のよさそうなクローゼットが設置されているので、収納に対する心配はしなくてすみそうです。
また、トイレと浴室は別々のつくりになっています。
複数人での生活において、トイレと浴槽が別々の空間につくられていることは、とても重要な要素です。
このことを重要視する人は、実は大変多いといわれています。
参照:楽ちん住宅
\ 初めての注文住宅で失敗したくない方へ /
※『これ』をしないと後悔するかも…。
はなまるハウス「19坪×2LDK」
はなまるハウスは注文住宅から建売住宅まで手掛けているハウスメーカーで、次のような新築平屋を800万円以下で建てられます。
- 坪数:19坪
- 間取り:2LDK
- 本体価格:784.3万円(税込)
はなまるハウスの「19坪×2LDK」は、夫婦2人での生活を想定している平屋の家とのふれこみです。
居住空間は、キッチンを備えた16帖の広々としたリビングルームと、8帖の洋間で構成されています。
洋間には2つのクローゼット、そしてキッチンには床下収納の設定です。
また、キッチンからは出入り自由なバントリーに行けるようになっており、、機能的な収納を可能としています。
トイレと浴室は別々のつくりです。
平屋ベース「14坪までのプラン」
平屋ベースは新潟市など中心に展開している平屋住宅の専門店で、次のような新築平屋を800万円以下で建てられます。
■「6坪プラン」
- 間取り:1R 本体価格:498万円(税込)
- 間取り:1K 本体価格:498万円(税込)
■「10坪プラン」
- 間取り:1LDK 本体価格:686万円(税込)
■「10.5坪プラン」
- 間取り:1LDK 本体価格:704万円(税込)
■「12坪プラン」
- 間取り:1LDK 本体価格:759万円(税込)
■「14坪プラン」
- 間取り:1LDK 本体価格:831万円(税込)
最も安価な6坪のプランならワンルーム、14坪のプランなら1LDKの平屋住宅となります。
14坪の1LDKの居住空間は、キッチンの備わった10帖のリビングルームと4.5帖の寝室の構成です。
寝室は使い勝手の良い広めのWIC(ウォークインクローゼット)と隣接しており、トイレと浴室は別々につくられています。
また、玄関横には広めの外収納が併設されていて、物置のように使うことが可能です。
【お得に理想の家を建てたい方へ】
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家モン「1LDKプラン」
家モンは長野県を拠点に展開しているローコスト住宅専門店で、次のような新築平屋を800万円以下で建てられます。
■家モン「1LDKプラン」
- 坪数:12.95坪
- 間取り:1LDK
- 本体価格:768万円(税込)
家モンの「1LDKプラン」の居住空間は、キッチンの備わった12帖のリビングルームとクローゼットのある4帖の洋間の構成です。
トイレと浴室は別々につくられており、完成イメージ図からは非常にコンパクトで機能的な家であることがわかります。
いえとち本舗「平屋の家」
いえとち本舗は全国に展開している「住まいのポータルサイト」で、次のような新築平屋を800万円以下で建てられます。
■いえとち本舗「平屋の家」
- 坪数:15坪
- 間取り:2LDK
- 本体価格:878万円(税込)
「平屋の家」は、5.7kWの太陽光発電システムを標準装備しています。
1人暮らしから複数人の家族まで対応可能な、贅沢な暮らしが「平屋の家」に対するメーカーの指標です。
居住空間はキッチンを備えた14帖のリビングと、それぞれにクローゼットの備わった4.5帖の洋室と寝室になっています。
トイレと浴室は別々のつくりです。
参照:いえとち本舗
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800万円台で新築平屋を建てられるハウスメーカーの事例

ここでご紹介していくのは、800万円台で新築平屋を建てられるハウスメーカーの事例です。
800万円台なら、まだ予算的に対応できるという方もいるでしょう。
- ヒラキハウジング「建つんです500」
- 楽ちん住宅「R-03」
- はなまるハウス「24坪×2LDK~3LDK」
- 松浦工務店「ウッドスターカスタム」
- かえで建築工房「コンパクトプラン」
これから紹介する事例を、ぜひ参考にしてみてください。
ヒラキハウジング「建つんです500」
ヒラキハウジングは熊本を拠点とした100年近い実績のある住宅メーカーで、次のような新築平屋を800万円台で建てられます。
■ヒラキハウジング「建つんです500」
- 坪数:17.35坪
- 間取り:3LDK
- 本体価格:800万円~(税込)
800万円台で建てられる「建つんです500」の間取りは3LDKです。
居住空間は6帖のリビングと6帖の和室、そして8帖の洋室の構成になっています。
ダイニングキッチンには7.5帖の広さがあり、複数人での食事が楽しめるでしょう。
トイレと浴室は別々につくられています。
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
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楽ちん住宅「R-03」
楽ちん住宅では、次のような新築平屋を800万円台で建てられます。
■楽ちん住宅「R-03」
- 坪数:15.1坪
- 間取り:2LDK
- 本体価格:854万円(税込)
楽ちん住宅「R-03」は、2LDKタイプの平屋建築の家です。
キッチンの備わった9.3帖のリビングと5.4帖の2つの洋室からなり、クローゼットが2つ設置されています。
トイレと浴室は別々つくられ、ゆとりのある少し広めの洗面兼脱衣室が特徴です。
参照:楽ちん住宅「R-03」
はなまるハウス「24坪×2LDK~3LDK」
はなまるハウスでは、次のような新築平屋を800万円台で建てられます。
■はなまるハウス「24坪×2LDK〜3LDK」
- 坪数:24坪
- 間取り:3LDK対応
- 本体価格:957万円(税込)
はなまるハウスの「24坪×2LDK〜3LDK」は、3LDKに対応した2LDKの平屋建築の家です。
12帖の洋室は間仕切りをつけられる構造になっています。
間仕切りを配置することで、それぞれにクローゼットのついた6帖の2部屋に分けることが可能です。
家族が増えたときに便利なつくりといえるでしょう。
ほかの居住空間は、キッチンと床下収納を備えた18帖のリビングと、クローゼットのついた6帖の洋室です。
リビングには広めの収納部屋が備わっており、トイレと浴室は別々につくられています。
参照:はなまるハウス「24坪」
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松浦工務店「ウッドスターカスタム」
宮崎県を拠点として展開している松浦工務店では、次のような新築平屋を800万円台で建てられます。
■松浦工務店「ウッドスターカスタム」
- 坪数:任意
- 間取り:フリー
- 本体価格:850万円(税別)
「ウッドスターカスタム」は次世代省エネ対応可能住宅として建築されており、10年間の保証をつけているのが特徴です。
内部の変更がフリーとなっているためか、公式ホームページに間取りと坪数は掲載されていません。
そのため、記載されているモデルハウスを参考にするしかありませんが、とても機能的な家と判断できる外観を有しています。
また、50万円の追加でオール電化住宅にするのも可能です。
参照:松浦工務店「ウッドスター800万円から始める家づくり」
かえで建築工房「コンパクトプラン」
宮城県の仙台市を中心に展開するかえで建築工房では、次のような新築平屋を800万円台で建てられます。
■かえで建築工房「コンパクトプラン」
- 坪数:17.03坪
- 間取り:2LDK
- 本体価格:888万円(税別)
「コンパクトプラン」は2LDKの構成であり、老後の一人暮らしも視野に入れて設計されています。
そのため、家の随所にバリアフリーを設けているのです。
また、1人でも掃除や手入れが簡単にできるような工夫を施しており、メンテナンス費用もあまりかかりません。
キッチンを備えたリビングを広く取り、和室と洋室がそれぞれ1部屋ずつの構成です。
部屋が複数あるのは、子供や孫が訪ねてきた時を想定してのことでしょう。
トイレと浴室は別々につくられています。
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800万円台を目指してなるべく安く平屋を建てるための5つのポイント

800万円台を目指してなるべく安く平屋を建てるには、5つのポイントがあります。
ここでは、800万円台を目指してなるべく安く平屋を建てるためのポイントを詳しくご紹介していきます。
- 大手メーカーは避ける
- ローコスト住宅や平屋に強いメーカーを選ぶ
- オプションをつけず標準仕様のまま建てる
- 間取りや外観はこだわらずシンプルにする
- 門やフェンスは設置しない
では、くわしく見ていきましょう。
大手メーカーは避ける
800万円台を目指してなるべく安く平屋を建てるには、大手メーカーは避けたほうがいいでしょう。
なぜなら、大手のメーカーで新築平屋を建てるには、多くの場合2000万円を下らないことが多いから。
たとえば、大手メーカーの建築費用には、高額な広告や宣伝費用が含まれている場合がほとんどです。
また、大手メーカーの建築費用が高くなる一因には、使用する建材のグレードが高いこともあります。
そのため、なるべく安く新築平屋を建てるには、大手メーカーは避けたほうが無難でしょう。
ローコスト住宅や平屋に強いメーカーを選ぶ
なるべく安く新築平屋を建てるポイントとしては、ローコスト住宅や平屋に強いメーカーを選ぶこともあげられます。
なぜなら、ローコスト住宅や平屋に強いメーカーは、なるべく安く建てるためのノウハウをもっているからです。
たとえば、施工の手間を減らして建築費用を安くすることなどがそのノウハウにあたります。
施工の手間を減らすため、ローコスト住宅や平屋に強いメーカーは、規格化された建材や設備を多くそろえているのです。
建材を規格化すれば、工場でのカットなどは同一サイズとなって作業の手間が減ります。
また、トイレやキッチン、浴槽などの設備を規格化すれば、同じ組み立て工程となり作業の手間を減らせるのです。
結果として、建築費用を安く済ませられます。
なるべく安く新築平屋を建てるなら、ローコスト住宅や平屋に強いメーカーを選ぶのは大きなポイントでしょう。
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※『これ』をしないと後悔するかも…。
オプションをつけず標準仕様のまま建てる
3つ目のポイントは設備などにはオプションをつけず、標準仕様のまま家を建てることです。
キッチンや風呂、トイレなどにオプションを使うと、建築費用が一気に高くなる傾向があります。
例えば、キッチンならタッチレス水栓、風呂なら湯船の形状、トイレならフロアやカベ素材の変更などです。
以上から、新築平屋を標準仕様で建てるなら、建築費用を抑えられることがわかるでしょう。
大量仕入れと聞いて品質を気にする方もいるでしょうが、ベターリビング認定品(※)なら心配する必要はありません。
建築を発注する際に、ハウスメーカーに確認しておきましょう。
※:ベターリビング認定品とは、財団法人ベターリビングによって優良住宅部品として認定された商品のことです。
間取りや外観はこだわらずシンプルにする
4つ目のポイントは家の間取りや外観はこだわらずにシンプルにするというものです。
間取りなら間仕切り、外観なら余計な装飾や角部分が多いほど、材料費や人件費が増えていきます。
例えば、「コの字型」など凝ったデザインにすると、増えた角部分の処理に部材や手間が必要です。
間取りについても、極端にいえば間仕切りがまったくない作りが最も安いでしょう。
以上のことからわかるように、家の間取りや外観はシンプルにすればするほど、建築費用が安く済みます。
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
→失敗しないハウスメーカーの選び方!理想のマイホームをお得に建てるには?
門やフェンスは設置しない
しばらくは門やフェンスを設置しないておくのも、費用を抑えるポイントです。
新築を建てると、家の雰囲気に合った門やフェンスに凝りたくなりますが、意外と費用がかかるもの。
しかし最近は門がないオープンな家も多たくさんありますし、植木や花などでおしゃれにすることも可能です。
植木や花なら門やフェンスの費用よりもずっと安くすむでしょう。
どうしてもフェンスが必要な場合は、標準のタイプを選びます。
門やフェンスにこだわりたい思いがあるなら、再度お金を貯めてからなどにするのもおすすめです。
安さだけを基準に新築平屋を建てることのデメリット

ここでは、安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットを取り上げていきます。
デメリットを知らずに安さだけを基準にすると、後悔する恐れがあるためです。
- 選べる住宅メーカーやタイプが限られる
- 3人以上の家族では手狭な可能性が高い
- 気密性や耐震性など家の性能が下がる
- 住宅設備が賃貸並みの低さになる
- アフターサービスや保証が十分でない
では、詳しく見ていきましょう。
選べる住宅メーカーやタイプが限られる
安さだけを基準に新築平屋を建てようとすると、建築費をかけずに済むノウハウを持っているメーカーを選ぶ必要があるんです。
そのため、選べる住宅メーカーは限られてきます。
また、安さだけを基準にすると間取りや外観の自由度が狭くなるため、建てるタイプも限られるでしょう。
これが、安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットの1つといえます。
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3人以上の家族では手狭な可能性が高い
安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットには、3人以上の家族では手狭な可能性が高くなることもあります。
なぜなら、安さを重視すると部屋数が少なく、1LDKや2LDKといったシンプルな間取りになることが多いからです。
実際、先ほど挙げた実例でも800万円以下で建てられる家の間取りは1LDKや2LDKがほとんどでした。
このような構成だと、3人以上の家族では手狭に感じる可能性が非常に高いのです。
子ども部屋の確保などが難しくなるかもしれません。
安さを優先した場合、家族の人数によって家の空間にゆとりがなくなるのはデメリットと言えるでしょう。
気密性や耐震性など家の性能が下がる
安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットには、気密性や耐震性など家の性能が下がることもあります。
なぜなら、建築コストを抑えるために石膏ボードや内壁の部材に低品質のものが使われる傾向が多いからです。
そのために気密性などの性能は下がります。
また、人件費を抑えるために使われるのが、出来合いの部材を組み立てるだけの「木質パネル工法(プレハブ工法)」です。
「木質パネル工法(プレハブ工法)」は「鉄筋コンクリート工法」などに比べると、耐震性は明確に劣ります。
以上のように、安さだけを基準にした場合のデメリットの1つが、気密性や耐震性など家の性能の低下です。
日本は地震の多い国であり、今後も大地震が起きることが懸念されています。
そう考えると、耐震性の低さは不安材料となるでしょう。
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住宅設備が賃貸並みの低さになる
安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットとして、住宅設備が賃貸並みの低さになることもあげられます。
なぜなら、建築コストを抑えるために、賃貸と同程度の建築基準最低限の設備が使われることが多いからです。
そのため、設備の故障が多くなったり、寿命が短くなったりする可能性があります。
建築費用が安く済んだとしても、メンテナンスコストが高くなるおそれがあるので注意が必要です。
アフターサービスや保証が十分でない
安さだけを基準に新築平屋を建てた場合のデメリットに、アフターサービスや保証が十分でないことがあります。
ローコスト住宅の保証期間は、法律で定められた最低限の「引き渡しから10年」になることがほとんどです。
安さを基準にしていない住宅では15年以上の保証も普通にあるため、やはり十分とはいえません。
また、アフターサービスが十分でないこともしばしば見受けられます。
家の完成後に基礎の傾きや屋根の接合不備による雨漏り、浴槽やキッチンなど水回りの不具合が起こる場合もあるでしょう。
しかし、保証やアフターサービスが十分でないと、欠陥が見つかっても対処してもらえないおそれがあるのです。
保証やアフターサービスについては、建築費用とは別途と考えてメーカーと相談するのがよいでしょう。
以上のように、安さだけを基準にするといくつものデメリットがあることに驚かれるかもしれません。
しかし、どのようなデメリットがあるかを知っていれば、対策することができます。
デメリットに関しては、住宅メーカーと十分に話し合うことがおすすめです。
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ローコスト住宅を建てる際の気をつけるべき注意点

ローコスト住宅を建てる際には、気をつけるべき注意点として次の3つが存在します。
- 表示価格に何が含まれているのかを事前に確認する
- メンテナンスにかかる費用や頻度を確認する
- 耐震性・断熱性など自分が気になる数値の基準を確認する
これらの中には命に関わるものさえあるので、十分に気をつけなければならないのです。
ここでは、ローコスト住宅を建てる際の気をつけるべき注意点について紹介していきます。
表示価格に何が含まれているのかを事前に確認する
ローコスト住宅を建てる際に気をつけるべき注意点の1つは、表示価格に何がふくまれているのかを事前に確認することです。
ローコスト住宅では本体価格のみが表示され、工事費などは含まれていないことが多くあります。
しかし実際の工事には「地盤調査費用」「屋外給排水工事費用」「屋外電気配線工事費用」などが必要です。
また、「仮設工事費用」や「建築確認申請費用」なども必要になるでしょう。
そのため、表示されている価格のみで判断すると、予想外の出費をする可能性があります。
ハウスメーカーに資料を請求したり、問い合わせたりして、表示価格に何が含まれるのかを確認しておきましょう。
【どのハウスメーカーが良いか分からない方へ】
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メンテナンスにかかる費用や頻度を確認する
ローコスト住宅を建てる際に気をつけるべきもう1つの注意点は、メンテナンスにかかる費用や頻度を確認することです。
ローコスト住宅では、コストを抑えるためにグレードの低い建材や設備が使われる傾向があります。
そのため、屋根や外壁などの劣化が早くなりがちです。
結局、建築費用を安くおさえても、修理や補修の回数が増えてメンテナンス費用が高額になってしまいます。
その危険性を避けるためにも、メンテナンスにかかる費用や頻度などを、しっかりと確認しておきましょう。
耐震性・断熱性など自分が気になる数値の基準を確認する
最後に注意すべき点には、耐震性・断熱性など自分が気になる数値の基準を確認することがあげられます。
なぜなら、この数値の基準の確認をおろそかにすると、地震や異常気象などの際に命に関わってくるためです。
そのため、耐震性は人命と住宅を守るための基準の等級2以上、断熱性は「次世代省エネ基準」の等級4以上が推奨されます。
発注する家の耐震性や断熱性がどの程度のレベルなのか、自分が気になる数値の基準をしっかりと確認しておきましょう。
参考として、以下に耐震性と断熱性の基準を掲載しておきます。
■耐震性の基準
- 等級1:震度5程度に耐える強度をもつ
- 等級2:学校や避難所と同程度の強度(等級1の1.25倍)
- 等級3:病院や消防署と同程度の強度(等級1の1.5倍)
※2022年12月現在の基準
■断熱性の基準
- 等級1:現在では採用されていない低レベルの省エネ性能
- 等級2:等級1と同様、現在では採用されていない低レベルの省エネ性能
- 等級3:「新省エネ基準」と呼ばれる一定レベルの省エネ性能
- 等級4:「次世代省エネ基準」と呼ばれる省エネ性能で、壁や天井、玄関や窓への断熱が必要
- 等級5:2022年4月に施行された「ZEH(ゼッチ)基準」と呼ばれる省エネ性能で、等級4以上のレベルの断熱性能
- 等級6:2022年10月に新たに施行された、30%の省エネを実現するレベルの性能
- 等級7:2022年10月に新たに施行された、40%の省エネを実現するレベルの性能
※2022年12月現在の基準
ここで紹介した注意点を知っておけば、建てた後になって想定外のお金がかかったり、改修や補修をしたりする必要は少なくなります。
場合によっては命に関わる重要な注意点なので、ハウスメーカーへの十分な確認が必要でしょう。
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まとめ

今回は、新築の平屋は800万円で建てられるのかについて取り上げてきました。
新築の平屋を800万で建てることの条件やポイントは次の3点です。
- 土地をすでに持っていれば可能な場合もある
- 地元密着の業者に依頼することで費用を抑えられる
- 都心部ではなく地方で建設する
800万円台を目指してなるべく安く平屋を建てるポイントは次の4つです。
- 大手メーカーは避ける
- ローコスト住宅や平屋に強いメーカーを選ぶ
- オプションをつけず標準仕様のまま建てる
- 門やフェンスは設置しない
また、安く建てるためのいくつかのポイントや注意点の中には、命に関わってくるものさえありました。
- 選べる住宅メーカーやタイプが限られる
- 3人以上の家族では手狭な可能性が高い
- 気密性や耐震性など家の性能が下がる
- 住宅設備が賃貸並みの低さになる
- アフターサービスや保証が十分でない
安さだけを基準にして家を建てる場合は、しっかり確認する必要があります。
ぜひ、800万円で納得のできる新築平屋の家を建てるための参考にしてみてください。
初めての家づくり!理想の家をお得に建てたい方へ
初めての家づくりで失敗したくないけど、どうやって情報収集したらいいのか分からない。
お得に理想の家を建てたいけど、どのハウスメーカーがいいのか分からない。
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな時、最初のステップとしておすすめなのが、写真やプラン、間取り付きの住宅カタログです。
というのも、たくさんの実例写真を見ることで、住みたい家、住みたくない家のイメージがはっきり分かるからですね。
家の写真やプラン、間取りなど具体的なイメージができたら、あとは住宅メーカーを決めたり、展示場に行けばOK!
このように、初めての家づくりでは『どんな家に住みたいのか具体的なイメージをすること』が一番大切になります。
実際、家を建てる人は住宅カタログでの情報収集からスタートする人がほとんど。
家づくりの予算や間取りなど、希望に合った住宅カタログが無料でもらえるので、ぜひ最初のステップとしてチェックしてみてください!
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- 世帯年収300万円〜700万円の方
- 家づくりの情報収集をしたい方
- 写真や間取り、プラン実例を見たい方
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大手の『LIFULL HOME’S』が提携している住宅メーカーは約650社以上。
もちろん、47都道府県全てに対応しています。
その中からたくさんの写真やプラン実例を見て、理想の家を具体的にイメージできるのが大きなメリットです。
さらにカタログ請求をすると、初めての家づくりで知っておきたいことをまとめた『家づくりノート』ももらうことができます。
お金や土地、スケジュール、見学会など家の完成まで使えるので、この家づくりノートだけでも十分価値はあるでしょう。
ぜひ住宅カタログや家づくりノートをうまく使って、どんな家に住みたいのか具体的にイメージしてみてください。
たくさんの実例や家の写真を見ることで、失敗せずに理想の家を作ることができますよ!
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